ループ開始。

2007年4月19日 カード
昨日お仕事終わったのが午後10時。気がつくと、帰って寝るだけな生活が3日間続いています。…いい加減終わりやがれ、年度末(泣)。ご注文いただくのはとっても有り難いのですが、毎日処理をしても帰ってくると前日と同じ量が机に乗ってるこの状況はしばらく続きそうです。

あ、個人的にちょっとした不満。
このクール、kurosukeが異常に嵌っている「セクシ−ボイス&ロボ」ですが、第1回の視聴率12.5%とまずまずだったのに、第2回8.7%に急降下。「…なんでかな? 正直2回目の方が面白かったけど。」と思い、いろいろ調べた結果、

…裏番組で「鬼嫁日記」始まったことに気づく(苦笑)。

うわーん、強敵だよ。
ほんとに面白いんだけど、あまりにもタイトルとCMで失敗しているような気がするんだよなぁ。「コメディの中でやってる人情物」って感じで非情にオススメですよ。

さて本日は、「ミントエンジン」の考察の続きでございます。
とりあえず、後ほど追記。

では、追記。
後半は「ミントエンジン」の可能性と欠点、具体的な運用方法についてぷちぷちとお話を。

〜ミントエンジンの前提〜
「利点」に関しては一昨日書きましたが、簡単に復習すると「呪文回収」&「デッキ並べ替え」ということになります。これを「ハイドロコミューン」で延々使い回すのが「ミントエンジン」の基本。

で、

まずは、これにいくらの「ガーディアン比率」がいるのか考えてみましょう。

実際、呪文は1枚回収出来ればコスト的に十分なので、それを前提にすると、デッキ内に最低13枚のガーディアンが必要になります。安定まで考えれば16枚といったところでしょうか。これで、「スリスリ」時に1枚以上回収を期待できます。

さて、入れるガーディアンの候補はなんでしょう?

当たり前ですが「ミント」は確定。序盤の防御とランデス対策に「テルス」もほぼ確定。これらをフォローするために「パラオレ」も確定かな? 他には、殴るデッキなら「青」も確保できる「メルキス」、展開力を維持できる「ミスト」までも有り得る流れ。黒を入れるなら「ブレイガー」も検討要員に入ってくるはずです。

〜「ミントエンジン」の有効利用〜
「ミントエンジン」と相性のいい呪文はなんでしょう?
もっとも相性のいいカードは、2マナ3マナ圏の呪文になります。ハイドロコミューンは当たり前ですが、クロックタワーやエナジーライト、盾、クローンバイスといったところが第一候補ですね。次が4マナ圏の強力呪文、サイバーブレインやスケルトンバイスといったライン。構成上、白のクリーチャーが並ぶのでハイドロハリケーンもかなり強い部類に入ります(マナロックは大抵この呪文です。)。

青白で組んでも、もしくは黒を加えた構成にしても、「ミントエンジン」が最終的にロックするのは相手のマナになります。なので、カガさんのデッキでは、黒を抜いて中途半端なハンデスを放棄した代わりに安定性とロックの強さが強調された形になっていました。
狙いがハンデスではなくランデスである理由は「欠点」の項で再度。

〜「ミントエンジン」の欠点〜
マナロック後の強さが半端じゃないこのエンジンにも弱点というか、欠点があります。

1、安定性のなさ。
これは、ミント自体の能力とデッキパーツに原因があります。中心は「ミント&ハイドロコミューン」なんですが、

ミントは「不確実に」呪文回収するという確実性のなさが、
ハイドロコミューンは場アドを(一時的ではありますが)減らしてしまう&そもそもクリーチャーを必要とする時点で「コンボパーツ」の側面が強い

ため、序盤安定して回すことが難しくなっています。いくらデッキのポテンシャルが高くてもデッキを支えるコンボが不確定の上に立っているので「事故」は常に起きる可能性があるのです。

また、デッキの「中」のガーディアンがポイントなので、序盤にガーディアンばかり引いてしまうと、そもそも「ミントエンジン」自体が機能しなくなる可能性も低くありません。そのために「LG」使うのもなんか間違ってますしね。

2、殴り手の少なさ。
守備的なデッキなので「最後は安全に」って考え方自体は間違っていません。ただ、完成形が本当に殴り手の少ないデッキになるのでそれをパクリオや盾で埋められてしまうとどうにもならないことは覚えておくべきです。
相手がハイドロコミューンを警戒してクリーチャーを出さなくなったらハイドロハリケーンでマナを戻し、早めにロックにつないでいきましょう。

3、デッキ枚数に左右される能力。
このエンジンでLO狙うのもありかな?っと思わせるのは、デッキが少なくなればなるほどコントロール力が高くなるからです。やってみるとわかりますが、スリスリ発動時に出来るだけガーディアンを引かないように調節していくと、毎ターン1枚呪文を回収できるようになります。
逆に言うと、序盤ではまったくといっていいほど呪文でのコントロールは出来ません。唯一、ハイドロデッキのようにミストリエスからの高速展開&ハイドロハリケーンを狙うのが無難です。というか、それが勝ち筋です(高速展開しようにも微妙な重さのクリーチャーしかいなくなっているのはご愛嬌)。

このエンジンはかなり強烈なコントロール力を誇りますが、調整が非常に難しくなっています。デッキのガーディアンの枚数、ハイドロシリーズの枚数、パクリオや黒のハンデスを用いたハンドコントロール、マナ回収手段等々。
それを乗り越えたとき、そこには新たな「ミントコントロール」とも呼ぶべきデッキが出来上がっているに違いありません。

…え? 除去ガーディアンとどう違うのかって?

いや、まぁ、なんとなく違うんじゃないかなー(遠い目)。

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