それにしても、昨日の対戦。
見れば見るほど、korouさんの手の上でtakataさんが踊っていたというか、korouさんがきちんと対応していたというか。あそこの「並び替えからのクロバイ2連発」&「ドリルボウガン」&「ストジャベ&タイマー」は相手が何してくるか完全に読めていた動き方だったので、かなりかっこいい流れ。

…株、大幅アップですよ、korouさん(笑)。

さて、本日は「バーレスク」の続き。題して、
「メタに対抗するためには? 〜血を血で洗う構築(苦笑)〜」

…先行き不安なタイトルでしょ? 私もそう思うけど(笑)。

〜現在のメタに対抗するためのパワーカード〜
バーレスク構築に限らず、現在のメタに対抗するためにある程度入れなければいけないカードというものが存在します。例えば、「3マナシステムクリーチャー除去手段」や「ランデス&バジュラズ対策」、「クローンバイスを中心とする、除去対策の戦術」「赤単や青単に代表される速攻対策」「一撃必殺のコンボデッキ対策のハンデスやランデス」などなど。

これらの多くが「除去」のパーツとして有名なので、嫌悪感を受ける方々も居られるとは思いますが、ちょいと耳を傾けて下さいませ。

必須カード その1 「盾」
…もうね、しょうがありませんよ、これは。
キャバルトやアロー系の呪文にも引っかからない、安定した「低マナ単体除去」。最低3枚、4枚フル投入も全く問題ないほどのパワーカードといえます。今ならルピアを始めとするシステムクリーチャーの除去や、デルフィン以外のリアニメイト封じにも使え、しかも3マナという破格の軽さ。もしこれを積まないのであれば、「3ターンルピア」や「アルフェラス」への他の回答を準備しなければいけないでしょう。

その2 「クローンバイス」
これを「必須カード」と呼ぶこと自体「嫌」なんですが、であれば、除去系が得意とする「ハンデス戦術」に対抗できる他の手段を用意しなければなりません。結局、「クロバイ対策はクロバイが一番」という核ミサイル保持の理論にならざるを得ないのです。実際、「クローンバイス」は「対ランデス」や「対コンボデッキ」でその効果が最大限有効活用されるカードであり、後述する「テルス」や「ロー」なんかよりも予防的に働くという点においてランデス対策としては上なのですから。

その3 「デモハン」or「スクラッパ」の大量投入。
私はどっちも4積みでもいいのでは?っと最近思っていたりしますが。最低限、チャンピオンがトリガー踏んづけた時に処理できるトリガーじゃないと、今の環境、あっさり「青単」に蹂躙されます。マリエルなんかでも時間稼ぎ出来ますが、バウンスが得意な青系統ではペトフレないと、ちょいツライのも事実ですし。
これに伴って、墓地orマナから回収する手段も入れておくべきでしょう。

その他 1枚でもあった方がいいカード。

「サーファー」
「リアニメイトデルフィンメタ&優秀トリガー」という点で、他のバウンスカードを上回るスペック。1枚でもあれば、大分安心感が違います。同様に、「バベルギヌス」なんかも候補。

「マリエル」「ロー」「テルス」
完全に「バジュラズ」対策。マリエルやテルスは速攻対策にもなってなかなかいい感じ。「ロー」はいろいろ考えた結果、トリガー付いていることは偉大だという結論にkuroaukeの中では決定しました。

他には「マナ回収」としての「クロウラー」や「ベリックス」、墓地回収としての「ファルイーガ」なんかが、「あると便利レベル」ですね。

〜で、結局どんな構築に?〜
現段階でkurosukeがオススメできる「バーレスク」は、「赤緑青白」で序盤の防御力を上げた代わりにハンデスに脆くなった形か、緑を抜いて除去のような動き方をする「赤白黒青」のどちらか。

前者なら、エンフォーサーと盾で序盤を防ぎつつ、「ストジャベ展開&タップキル」か「アンタップキラー(バザガなんかが候補)」で場を制圧して、バーレスク。
後者なら、同じように序盤防ぎ、後は相手のデッキタイプで方向性を変える形。最終的にマナからバーレスク引っ張り出して殴りきる形になるかと。

どっちにしても「増えたシールド」のことを考えなくていい(基本的にバーレスク出たら、そのままエンドですし)ので、とにかく「序盤を凌ぐこと」、これが大事です。

さて、
こんな「ねじ曲がった」構築をせざるを得ないのは、現在のメタを考えたときに「グットスタッフ系」のデッキを作るしか対抗手段がないからです。

ちなみに、「グットスタッフって何?」って方のために…。
グットスタッフとは、1枚1枚で高スペックなカードをほぼ全般投入したデッキのことで、他のデッキにある「展開・爆発」もないが、「事故」も殆どないのが魅力。安定してデュエルを進行できます。
ビートに限らず、コントロールでも「グットスタッフ」って単語は使われますよ。
ちなみに、特異なコンボがないことを補うために、「緻密な構築」「緻密なプレイングの積み重ね」「正確に環境を読む力」を要求されるので、結構作るのは難しい上に、地域によって全く違った形が要求されることになります。

なので、本当なら、前者はともかく後者を「バーレスク」と呼んでいいものかどうか。そのパーツをそっくりボルメテに変えれば、あら不思議、「ボルメテ除去」に化けてしまうのですから。
今回「バーレスク」の構築を考えていて「環境を意識しながらも、デッキの個性は失って欲しくないなぁ。」とかなり矛盾した印象を持ったkurosukeでした。
後ほど、追記。

ちょい追記。
…藤川で負けたのは痛過ぎる気がするんですが。

コメント

nophoto
chocolate
2007年5月10日23:20

先程は申し訳ありません、色々とバグってましたorz
半角にならなかったり、勝手に二重になったり、コメントすら出来なくなったり。
最後もろくな返事も書けずに終わってしまい申し訳ないですorz

kurosuke
kurosuke
2007年5月10日23:57

いえいえ、気にせずでOKっす。