さてさて、なんとなく久しぶりのkurosukeです(笑)。
流石に毎日更新は出来ませんでしたが、例の罰ゲームはなんとかこなしました。
…個人的には「とっとと『第3回』の分の罰ゲームを送れよ、自分。」と思わないでもないですが、最近は姉さんにお会いするタイミングもなくずるずると遅れております。
それはまた近日中にということで。
さて、本日の更新。
世の中いろんなデッキが出回ってますが、最近の「メタデッキ」は「ネクラガーディアン」だそうで。個人的にあのデッキ、それほど強さを感じないんですが、「メタデッキに対するメタデッキ」としては確かに一流の抵抗力を持ちます。というわけで、本日はこの「ネクラガーディアン」についての考察です。
〜メタ「メタデッキ」としての「ネクラガーディアン」〜
とりあえず「ネクラガーディアン」って何?ってところから。
原典はおそらくMtg。kurosukeの記憶が確かなら「ネクラボルバー」ってカードがあってこのマナコスト構成が「黒ベース、キッカーコスト白緑」だったことから「白黒緑」のデッキタイプを「ネクラ〜」って呼ぶようになったような。
ちなみにそのカード。
DM風に説明すると、通常は「黒3マナ2000 攻撃されないクリーチャー」だけど、追加で緑と他1マナ払うと「黒緑5マナ 5000 WB 攻撃されないブロックされてもシールドを割れるクリーチャー」になり、白を追加すると「白黒4マナ3000 攻撃されない&相手に攻撃が通ると自分のシールド1枚追加」になり、両方追加すると「6マナ6000 WB 全部の能力持ちクリーチャー」になるクリーチャー。今だとO・Dを想像してもらうとわかりやすいかと思います。
ま、ライフ制のMtgでは白の能力はもうちょい強さの振り幅が大きいんですけどね。
さて、現状の「ネクラガーディアン」は、序盤のマナブーストからミストリエスにつなぎ、ヒドラループで場を壊しつつ展開&グロリアス。そこにジェニーやトリプルマウス、ロストソウルを入れて「ブーストロスト」の流れも組み込んだデッキです。ランデスに対して「テルス」&「マナブースト」で対抗しつつ、ハンデスには早い段階でのミストリエスからのドローで対抗。相手より先にデルフィンを出して束縛をかけてしまえば負けはありません。現環境の全てのメタデッキに対して互角以上の勝率を誇る強力なデッキです。
…でもね。
…えーと、なんと言いますか。
現環境で一番厄介と言われているこの「ネクラガーディアン」。
…個人的には脆さしか感じません。
理由は3つ。
?苦手なデッキが多すぎる
現在のメタデッキのほぼ全てと戦えるように作られているため、環境から離れたデッキと戦うとあっさり機能不全を起こします。特に相性が悪いのは「アンタップキラー」「軽量単体除去がある」「『場アド』を重視しない」デッキ。例えば、WSや青が入った除去ガーディアン、各種除去系には相性がよろしくありません。絞っていくとトリガーやブロッカーの比率も落ちていくのでガーディアン構成なのに案外「赤単」あたりに蹂躙される可能性も低くないはずです。
?ドローソースに問題点。
ほとんどの場合、「ネクラガーディアン」はドローソースをミストリエス1本に頼ってます。人によっては他のドローソース(例えば、口寄の化身かな?)を積んでいることもありますけど、多くはミストオンリー。理由はおそらく緑を積んだ事によってドロマーガーディアンから戦術変更があったからではないかと思ってます。
簡単に言えば、後半の「トップデック」確率の向上のためではないかと。
「ドロマーガーディアン」の時は徐々に場アドを取ってましたが、ネクラガーディアンは後半ヒドラ&オルゼキアループって流れを出来るだけ早く発動可能にし、場を綺麗にしてグロリアスってパターンが王道。となると、どうしてもグットスタッフ構成にならざるを得ないわけで。…みんなが言うほど「青銅→マウス→ロスト」って確率的にうまく回らないはずですよ。
なので、このドローソースを「盾」あたりでシールドに送られちゃうと手札が枯れ始めてあっさりハンデスでコントロールされてしまいます。ま、その時点で5マナなのでそこから後は「引いて出す」でいいんでしょうけど、安定性はないですよねぇ。
?干渉手段が少ない
ドロマーガーディアンとの最大の違いはここです。序盤に相手の場に対して全く干渉が出来ないことです。そもそも「ネクラガーディアン」は一刻も早くミストリエスを立てることが大前提です。それ以外には見向きもしません。つまり、見過ごすしかないんですよねぇ。
序盤の「ルピア」やら「アルフェラス」やらの厄介なシステムクリーチャーを。
一応、ペトバンプ&パラオレで鉄壁ブロッカー状態になればそれなりに押さえ込めるんですが、それ以外ではあっという間に展開されてジエンドって流れも往々にしてありました。最近はここをモーリッツあたりでなんとかしようとするデッキも多いですが、「止めなければいけないもの」は3ターン目に出てくるから厄介なわけで。人によってバリスパなんかの「タップキル手段」がこっそり積まれているのはこの辺が不安なんだからだと思います。
「ネクラガーディアン」
デッキポテンシャルもそれほど高くないので、あくまで「現環境」ではまんべんなく戦えるってだけだと思うんですよ、私。そして、今の環境に対してそういう意味での「メタ『メタデッキ』」というならば、他の色の組み合わせこそ正解だと思うんです。
次回はkurosukeの考える「裏のガーディアン」を考察します。
流石に毎日更新は出来ませんでしたが、例の罰ゲームはなんとかこなしました。
…個人的には「とっとと『第3回』の分の罰ゲームを送れよ、自分。」と思わないでもないですが、最近は姉さんにお会いするタイミングもなくずるずると遅れております。
それはまた近日中にということで。
さて、本日の更新。
世の中いろんなデッキが出回ってますが、最近の「メタデッキ」は「ネクラガーディアン」だそうで。個人的にあのデッキ、それほど強さを感じないんですが、「メタデッキに対するメタデッキ」としては確かに一流の抵抗力を持ちます。というわけで、本日はこの「ネクラガーディアン」についての考察です。
〜メタ「メタデッキ」としての「ネクラガーディアン」〜
とりあえず「ネクラガーディアン」って何?ってところから。
原典はおそらくMtg。kurosukeの記憶が確かなら「ネクラボルバー」ってカードがあってこのマナコスト構成が「黒ベース、キッカーコスト白緑」だったことから「白黒緑」のデッキタイプを「ネクラ〜」って呼ぶようになったような。
ちなみにそのカード。
DM風に説明すると、通常は「黒3マナ2000 攻撃されないクリーチャー」だけど、追加で緑と他1マナ払うと「黒緑5マナ 5000 WB 攻撃されないブロックされてもシールドを割れるクリーチャー」になり、白を追加すると「白黒4マナ3000 攻撃されない&相手に攻撃が通ると自分のシールド1枚追加」になり、両方追加すると「6マナ6000 WB 全部の能力持ちクリーチャー」になるクリーチャー。今だとO・Dを想像してもらうとわかりやすいかと思います。
ま、ライフ制のMtgでは白の能力はもうちょい強さの振り幅が大きいんですけどね。
さて、現状の「ネクラガーディアン」は、序盤のマナブーストからミストリエスにつなぎ、ヒドラループで場を壊しつつ展開&グロリアス。そこにジェニーやトリプルマウス、ロストソウルを入れて「ブーストロスト」の流れも組み込んだデッキです。ランデスに対して「テルス」&「マナブースト」で対抗しつつ、ハンデスには早い段階でのミストリエスからのドローで対抗。相手より先にデルフィンを出して束縛をかけてしまえば負けはありません。現環境の全てのメタデッキに対して互角以上の勝率を誇る強力なデッキです。
…でもね。
…えーと、なんと言いますか。
現環境で一番厄介と言われているこの「ネクラガーディアン」。
…個人的には脆さしか感じません。
理由は3つ。
?苦手なデッキが多すぎる
現在のメタデッキのほぼ全てと戦えるように作られているため、環境から離れたデッキと戦うとあっさり機能不全を起こします。特に相性が悪いのは「アンタップキラー」「軽量単体除去がある」「『場アド』を重視しない」デッキ。例えば、WSや青が入った除去ガーディアン、各種除去系には相性がよろしくありません。絞っていくとトリガーやブロッカーの比率も落ちていくのでガーディアン構成なのに案外「赤単」あたりに蹂躙される可能性も低くないはずです。
?ドローソースに問題点。
ほとんどの場合、「ネクラガーディアン」はドローソースをミストリエス1本に頼ってます。人によっては他のドローソース(例えば、口寄の化身かな?)を積んでいることもありますけど、多くはミストオンリー。理由はおそらく緑を積んだ事によってドロマーガーディアンから戦術変更があったからではないかと思ってます。
簡単に言えば、後半の「トップデック」確率の向上のためではないかと。
「ドロマーガーディアン」の時は徐々に場アドを取ってましたが、ネクラガーディアンは後半ヒドラ&オルゼキアループって流れを出来るだけ早く発動可能にし、場を綺麗にしてグロリアスってパターンが王道。となると、どうしてもグットスタッフ構成にならざるを得ないわけで。…みんなが言うほど「青銅→マウス→ロスト」って確率的にうまく回らないはずですよ。
なので、このドローソースを「盾」あたりでシールドに送られちゃうと手札が枯れ始めてあっさりハンデスでコントロールされてしまいます。ま、その時点で5マナなのでそこから後は「引いて出す」でいいんでしょうけど、安定性はないですよねぇ。
?干渉手段が少ない
ドロマーガーディアンとの最大の違いはここです。序盤に相手の場に対して全く干渉が出来ないことです。そもそも「ネクラガーディアン」は一刻も早くミストリエスを立てることが大前提です。それ以外には見向きもしません。つまり、見過ごすしかないんですよねぇ。
序盤の「ルピア」やら「アルフェラス」やらの厄介なシステムクリーチャーを。
一応、ペトバンプ&パラオレで鉄壁ブロッカー状態になればそれなりに押さえ込めるんですが、それ以外ではあっという間に展開されてジエンドって流れも往々にしてありました。最近はここをモーリッツあたりでなんとかしようとするデッキも多いですが、「止めなければいけないもの」は3ターン目に出てくるから厄介なわけで。人によってバリスパなんかの「タップキル手段」がこっそり積まれているのはこの辺が不安なんだからだと思います。
「ネクラガーディアン」
デッキポテンシャルもそれほど高くないので、あくまで「現環境」ではまんべんなく戦えるってだけだと思うんですよ、私。そして、今の環境に対してそういう意味での「メタ『メタデッキ』」というならば、他の色の組み合わせこそ正解だと思うんです。
次回はkurosukeの考える「裏のガーディアン」を考察します。
コメント
ガッツンダーとライフルが入りそう・・・
ガーディアンがネクラ化したのは、やはり環境ですね。
オルゼキアとロスト(とデルフィン)だけで押し上げられています。
まず、オルゼキア対策としてガーディ×ヒドラが有効なこと。
そして、なによりハンデスがクローンからロストになったこと。
ドロマのドローソースがクローン合戦を意識していたのとは対照的に、
ネクラのブーストは、マウス、ロスト合戦を意識しています。
大地も一種のハンデス、ハンデス対策ですよね。(除去もするけど)
そこに、ヒドラとミントの墓地回収であったり、
手札の持ち越しが少なくても戦えるミストが加わる。
ハンデスされても、除去されても(特に「大地で」)大丈夫、
というところが現環境の禍々しさにフィットしたのでしょう。
固まってしまって、モニターの前でひとり悶絶しておりました^^;;
裏ガーディとやりたかったのに〜w
またお願いします^^
>thiaryさん
というわけで、ふつーの「白緑青」構成ガーディでした。
赤入りも面白そうですねぇ。
>ましまろさん
えぇ、ちょっと残念でした。
またお願いしますねー。