では、続き。

6 シンカイサーチャー 4000 ブルー・モンスター このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中からカードを1枚選び、手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 ☆ 3

とどのつまりは「クリスタルメモリー」持ちの6マナクリーチャー。言うほど弱くはないのだが、種族が使うことを躊躇させる。コントロールでしか使い辛いマナ域なので、素直にトリガー付のクリスタルメモリーを使った方が良いのかもしれない。クリーチャーコントロール系のデッキでゴーゴンジャック4積み採用ならこっちだろうけど。


6 タイタンクラッシュ・クロウラー 6000 アースイーター ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
各ターン、このクリーチャーが初めてタップした時、アンタップする。 S S4

「これにWBが付いていたら本当に厄介だったろうなぁ。」と、思わずヘルダブルクローやスネークアタックでフォローしたくなる1枚。ま、どっかのボルバル紫電でいいじゃんって話にはなるのですけど。アタックとブロックの両方で活躍できるので、スペースが許すなら1〜2枚「アースイーターデッキ」に突っ込めばいい働きをするはず。


6 蒼神龍ステルス・ビアス 6000 ポセイディア・ドラゴン W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
シールド・フォース(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、自分のシールドを1枚選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次の能力を得る)
このクリーチャーはブロックされない。 ◆ 46

6マナ6000WBでアンブロッカブル。「除去されなければ確実に2枚」というのはなかなかのプレッシャーを相手に与えます。ルピアからつながるので、青が入るドラゴンデッキなら検討の余地はあるはず。それを嫌がってシールドを壊してくれるならそれはそれでありがたい。場には6000WBが残ったままですしね。


7 氷牙アクア・マルガレーテ卿 4000 リキッド・ピープル/ナイト 自分が呪文を唱える時、バトルゾーンにある進化以外のカードを1枚、持ち主の手札に戻してもよい。 ★ 19

文章から考えるとマナは戻せないはず。「『バトルゾーンにある進化』以外」なのか「バトルゾーンにある、進化以外」なのかで全然違うものなぁ。
マナを戻せないとしても軽量ハンデスや軽量バウンス、ドローソースをガンガン使うだけで相手の場は綺麗になります。進化ではないギアも戻せるはずなのでそこは要チェック。ただ、これでは致命傷にならないので、その手札を消すorそのうちに殴りきる方法を別に考える必要が。使うにはかなり壮大な計画が必要。


7 氷牙提督マティアス卿 5000 グランド・デビル/ナイト このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からナイトをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。
相手のターン中に、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 ★ 17

ナイト提督。通常のスペックを持つ上に「ナイト」限定なので呪文も持ってこれることに注目。ナイトデッキに2〜3枚くらい刺しておくと突然の「ソウルアドバンテージ」にもなんとか対応が可能に。ついでに「ソウルキャッチャー」あたりを回収できればさらに復帰は簡単。ナイトデッキにとってこれからのハンデス環境ではおそらく必須の1枚。


7 海王提督ラネーバ・早雲 5000 ポセイディア・ドラゴン/サムライ このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からサムライをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。
相手のターン中に、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 ★ 18

なんで青でサムライ提督なのかと思わないでもない。こちらもサムライギアを手札に入れることが出来るので復帰能力としてはそれなり。ただ回収能力はナイトに比べてちょっと落ちるので、そこはある程度我慢。サムライデッキなら、なくてもなんとかなりそうです。


8 散舞特機サンマイダー 7000 グレートメカオー 自分のターンの終わりに、自分の手札が2枚以下であれば、3枚になるまでカードを引いてもよい。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする) S S3

ハンデス対策と言うにはあまりに重いマナ。せめて「自分のターンの始め」だったなら存在意義もあっただろうに。デッキ切れに気をつけて使えば、一応の存在意義は残せる。ただ、現状ではテクノバスターの方が数倍強いってのが本音。おそらくカードファイルから出てくることはなさそうです。


3 爆鯨人形ボムラーワン 1000 デスパペット スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する) ● 92

デスパペスレイヤーアタッカー。弱くはないけど、これである必要もあんまりないのが本音。デスパペ黒ビートにおいて3マナでは、マナカーブ上スムーズにつなげにくい。どうしてもスレイヤーが欲しいならクエイクスタッフの方が有用に働くはずです。


3 封魔アルバラム 1000+ グランド・デビル ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
シールド・フォース(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、自分のシールドを1枚選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次の能力を得る)
このクリーチャーのパワーは+4000される。 ● 91

グラデビ3マナブロッカー。大きさは評価できるが如何せん入るデッキがない。攻撃できないブロッカーを多くは積まない現在のグラデビ構築では無理だが、もしこれからブロッカー重視の構築をする必要のあるグラデビデッキタイプが出てきたら選択に入ってくるかもしれない。


3 JK人形ボッコグー 2000 デスパペット 相手がジャンケンで「パー」を出した時、相手は自分自身の手札を1枚選び、捨てる。
このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次の能力を使ってもよい。
相手とジャンケンで勝敗を決める。自分が勝った場合、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーは−3000される。(パワーが0以下のクリーチャーは破壊される) ◆ 56

強制的に「じゃんけん」を確率論ではなく戦術に昇華するシステムクリーチャー。基本は黙ってグーを出すことだが、ルピアなんかのシステムクリーチャーが相手の場に出ているならパーを出して「あいこ」で手札を削るのも一興。チョッキー・パーネイチャーあたりも出てくるとシャレにならない拘束力を発揮するので出来るなら早めに退けておこう。欠点は場と手札(チョッキーいればマナまで)の両方がないと束縛力が落ちること。どちらかがなければそれほど痛くないので、使っても意味のない展開は意外に多いかもしれない。


3 邪法カルネイシ 3000 ダークロード ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
シールド・フォース(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、自分のシールドを1枚選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次の能力を得る)
このクリーチャーがブロックした時、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。 ★ 26

3マナ3000という標準的なブロッカーでありながら墓地回収能力も持っているダークロード。ダークロードって視点から見れば「ビューティシャン」でOKで、かつ、墓地回収という視点から見てもヒドラという「墓地回収の雄」がいる以上、必要かどうかは疑わしいが、速攻対策としてはなかなかの効果を見せる。全体的に重めなダークロードデッキ(アザガースト他)で種族が絞れきっていない場合には選択に入ってきそう。


3 罠々男 3000 へドリアン このクリーチャーが攻撃された時、そのターン、このクリーチャーは「スレイヤー」を得る。(「スレイヤー」を得たクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する) ● 90

3000へドリアン、時々スレイヤー。残念ながら今のへドリアンレギュラーである、「飛」んでる人や「滑」っている人があまりにも強すぎて採用は難しい。スレイヤーはギア(イモブレが種族構築的に好相性)でカバーしましょう。


3 ガルデス・ドラグーン 5000 ティラノ・ドレイク このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドを1枚墓地に置く。
シールド・プラスーこのクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、自分のシールドいずれかの下に置いてもよい。こうして重ねたカードの束を1枚のシールドとみなす) ◆ 55

3マナ5000というまずまずの大きさ。「シールドは減るがアドバンテージ的には変わっていない」という軽微なデメリットなので速攻では採用の余地は十分にある。ただ、速攻同系には耐性が弱くなるのでそこは要注意。


4 邪眼銃士アレクセイ侯 1000 ダークロード/ナイト S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるサムライまたはクロスギアを1枚、持ち主の山札の一番下に戻してもよい。 ● 89

待望の「黒でギア対応が出来る」カード。なぜかトリガー付き。私がもっとも「待っていなかった」カードでもある。これで黒青ビートをエンフォーサーで止め続けることは不可能になった。青黒へドリアンあたりにこれを積んだデッキは相手にすると本当に面倒。今回の弾におけるkurosukeのピックアップカードの1枚。


4 ヤミノリミット 4000 ダーク・モンスター 相手のシールドが4枚以上の時、相手は自分自身の「S・トリガー」を使えない。 ★ 25

これ、5枚状態から3枚以上割られたらどうなるんだろう。
「4枚以下になった瞬間」からトリガーが使えるなら、当然通常のトリガー封じとしては使い辛い。5枚スタートなら効果があるのは1枚のみ。というわけで、1回トリガー封じられることを有効に使えるデッキ、例えばギガクローズを使ったデッキあたりなら採用の価値は大いにあるはず。


4 750男 4000 へドリアン このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドを1枚選び、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。 ◆ 54

4000トリガーへドリアン。通常、へドリアンにパワーは求められず、防御手段の多くを「シールドトリガー」に求めざるを得ない黒ビートにおいて、シールド減らすこのカードの採用率は決して高くはないはず。トリガーで殴り手が増えるメリットをどこまで活かせるか。


5 ヤミノサザン 3000 ダーク・モンスター S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーは−1000される。 ● 88

トリガーのついたオルガイザ、ただしパワーダウン&WBなし。5マナでこの能力でその種族でも、3マナ加速から出せば手出しでそれなりに使えちゃう今の環境。ルピアやらジェニーやら青銅やらを吹っ飛ばしてアドを取りましょう。速攻耐性もまずまず。ちなみに、トリガーを活かすならエンフォーサーを張っておくと3000以下までが1ターン止まってくれるので、トリガーの有効性が広がるはずです。


5 アングリーチャージ・ドラグーン 4000+ ティラノ・ドレイク 自分のシールドが3枚以下の時、このクリーチャーのパワーは+3000され、「W・ブレイカー」を得る。 ★ 24

5マナドレイク、時々WB。一応5マナ域では種族的にパワーは大きめ。ただし、さてティラノデッキでこれが入るスペースが存在するのかっていう根本的問題点あり。少なくても現状のような「軽めのティラノとロウバンレイで殴りきる」が主流のティラノデッキでは出番がない。かといって、コントロール系のティラノが将来作られてとして「ボルメテドラグーン」を超える存在にはなりえない。…結論。おやすみなさい。


5 邪眼の毒蛇エウドキア卿 4000+ デーモン・コマンド/ナイト 自分が呪文を唱えた時、そのターン、このクリーチャーのパワーは+3000され、「W・ブレイカー」を得る。 ◆ 53

5マナデモコマ&ナイト。呪文を使う機会の多いナイトデッキなら「7000 WB」条件は簡単に達成できる。問題はそこまでしてこれを使う必要があるのかっていう点。デモコマとしてもナイトとしても中途半端な能力で、どちらのデッキにも採用され辛い寂しい存在になりそうです。


5 封魔ズルメル 5000 グランド・デビル シールド・プラスーこのクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、自分のシールドいずれかの下に置いてもよい。こうして重ねたカードの束を1枚のシールドとみなす) ● 87

だ・か・ら、シールドプラス能力は飾りです。偉い人にはそれがわk(以下略)。
グラデビの防御力UPには使えるかもしれないが、グラデビデッキで5マナ以上などほとんど活躍の場がないのが現状。4マナ域に優秀なクリーチャーが多すぎて彼までスポットライトが当たることはなさそうです。


5 魔光神ルドヴィカII世 5000+ ナイト/ゴッド このクリーチャーは、このターンに自分が唱えた呪文1枚につき、シールドをさらに1枚ブレイクする。
G・リンク《魔光神レオパルドII世》の左横。
このクリーチャーは、リンクしている時「W・ブレイカー」を得る。 ◆ 52

基本WBで、多分TBやQB位は普通にブレイクできそうなゴッド。レオパルドの能力でリンク自体はおそらく簡単。ナイト呪文でサポートしつつ殴り続ける戦術を取るのか、軽量呪文連発で一気にシールド壊すのがいいのか。個人的には後者にレオポル・ディーネって選択が正解な気がする。サーチ系ゴットの特性上、スパイラルオーラとの相性が抜群なので単騎駆けもアリかなと思わないでもない。


6 死皇帝ベルフェギウス 3000 ダークロード マナ進化ー闇のクリーチャーを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
クリーチャーがアンタップする時、そのクリーチャーの持ち主は、アンタップさせなくてもよい。
バトルゾーンにある他のクリーチャーがアンタップする時、そのクリーチャーを破壊する。 ★ 22

今回の弾におけるkurosukeのピックアップカードの1枚。新たなロックデッキの誕生を予感させられる。ある程度の準備が必要になるとはいえ、殿堂前のマリエルのようなポジションになるのではないか。永続的にタップし続ける能力(リンダホフなど)や、毎ターンの始めにベルフェギウスを手札に戻せる能力(バキュームクロウラーやルナウイング)があると非常にうざったいクリーチャーに化ける。ただ、過信は禁物。これを無視した連結神(インドラを手札に戻し、そのターンにもう一回リンクして殴ってくる)、呪文での除去、そもそも能力を無視したビートダウンなどいろいろ問題点は多数。そこを乗り越えられるなら、苦労に十分見合ったデッキは出来上がるはず。


6 滅城の獣王ベルヘル・デ・ディオス 6000 デーモン・コマンド このクリーチャーが攻撃する時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、カードを2枚まで引く。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする) ★ 23

アタックトリガーでドローソースを作り出す6マナデモコマ。ただし、この手の能力が使えるのは、場が拮抗しているor押している時のみ。単体で6000WBだけという除去耐性のなさがなんともキツイ。ハンドアド重視で、187クリーチャーor破壊時効果持ちクリーチャー中心のデッキタイプなら入れることを検討しても良いのかもしれない。


7 邪眼皇ロマノフI世 8000 ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から闇のカードを1枚選び、自分の墓地に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地にある闇のコストが6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、その呪文を自分の山札の一番下に置く。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする) S S6

もしかすると今回の黒カードで最強レベルの1枚。強いのはこのカードなのかナイトなのかは微妙なところ(苦笑)。普通使いにくい部類のアタックトリガーなのにこの評価は、「6コスト以下」っていう範囲が理由。基本はソウルアドバンテージかデモハンかインフェルノゲートかザンジバルか。このカード自体の除去耐性を強化するために「場に出たとき」グールを墓地に落としてもいいという「応用力の高い」カード。厄介なこと、この上ないです。


7 黒神龍アマデウス 15000 ドラゴン・ゾンビ 自分のマナゾーンまたは墓地に、同じ名前を持つカードが2枚以上あれば、このクリーチャーを破壊する。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする) ☆ 6

7マナ15000TBというでかさのドラゴンゾンビ。通常、デッキに同じカードは3〜4枚絶対にあるはずなのでデメリットは非常に厄介。確定除去以外ではまず除去れない大きさなのでそこを活かすか、グールと組み合わせて除去耐性を付けるか。ただ、グールも2体墓地に落とすとこいつが破壊されるという駄目コンボ。ハイランダー系限定で、準バニラで、死にやすいこのクリーチャーに明日はあるのか。


10 超神龍スカイ・ガルーダ 12000 ドラゴン・ゾンビ マナ進化Vー闇のクリーチャーを2体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその2体の上に重ねつつバトルゾーンに出す。
自分のターンのはじめに、相手はバトルゾーンまたはマナゾーンにある自分自身のカードを1枚選び、墓地に置く。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする) S S5

普通に使おうとすると間違いなくエルアンドレのほうが使いやすい(苦笑)。少なくても10マナ以上かけての能力としては貧弱すぎる。これを使うくらいなら夢のあるカードはいっぱいあるはず。
なんとかして使うための現実的なラインならドラグストライクか。それなら序盤から殴ることも可能かもしれない。そして種をグールにする手段をとるなら、こいつが除去されても場にはグールが2体並ぶだろう。…バウンス? 知るか、そんなもん。


11 魔光帝フェルナンドVII世 11000 デーモン・コマンド/ナイト このクリーチャーの召喚コストを、自分の墓地にある呪文1枚につき1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーのパワーは、そのターン中、自分の墓地にある呪文1枚につき−1000される。(パワーが0以下のクリーチャーは破壊される。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする) ☆ 5

11マナとは仮の姿。大抵3マナ以下です(笑)。アタックトリガーという使いづらい部類の能力とはいえ、呪文での制圧後に出てくることを考えれば十分なフィニッシャー。ただ、除去耐性はほとんどないので「SA付加」「墓地回収」あたりがないとヘビィループや連結神あたりにまったく歯が立たない。デッキ構築はこのあたりをメタった構築にすべきで、もしそれが出来るならデッキレベルとしてかなり上位に位置されるはず。


2 ライジン・ドラグーン 1000+ ティラノ・ドレイク このクリーチャーがクリーチャーを攻撃する時、そのターン、このクリーチャーのパワーは+4000される。 ◆ 63

ティラノ2マナ枠の新たな選択肢。殴り返し5000は序盤ビートのほとんどを殴り返すことが可能。黒が入らないティラノデッキを見たことがないkurosukeとしてはパイロンのほうが安定してないか?と思わないでもない。5マナ域がフィニッシャー(ロウバンレイ他)になるティラノビートあたりの序盤からの殴り手として見る機会もこれから増えるだろう。


2 ポッポ・弥太郎・パッピー 2000 ファイアー・バード/サムライ セイバー:ドラゴンまたはサムライ・クリーチャー(自分のドラゴンまたはサムライ・クリーチャー1体が破壊される時、このクリーチャーをかわりに破壊してもよい) ● 100

2マナセイバー。「サムライセイバー」でギアも守れたなら結構強かったのに。残念ながらクリーチャー限定。ただし2マナで2000という最低限のスペックはあるので「前のめり」なサムライデッキなら採用もありえるはず。


2 ライラ・ラッタ 3000 ファイアー・バード このクリーチャーが攻撃された時、自分のシールドを1枚、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。 ● 99

新たな2マナ3000クリーチャー。ただし、そのデメリットをどこまでメリットと思えるかで選択するかどうかが決まる。相手がコントロール系なら全く問題ない能力だけど、ビート系では一概には言えない。個人的にこれよりもエルジージョ優先。赤単の2マナ枠が手薄だと感じているなら。


3 牛若剣士トドロキ 1000 ヒューマノイド/サムライ このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにしてもよい。その中からクロスギアをすべて自分の手札に加え、その後、残りを好きな順番で山札の一番下に置く。 ◆ 62

早い話が「アヴァラルド公」のギア版。使い勝手は遠く及ばないが。
ギアをデッキ内に20枚以上入れるデッキなら同じ感覚で使えるだろうが、残念ながら「2回マナを払う必要のある」ギアをその枚数入れて動くデッキなんぞあるのか。ま、例えば、2ターン目にマナ加速して3ターン目にこれ、次のターンにベンケイ&バジュラズなんてデッキならありえるかもしれないが、そもそもベンケイが手札にあること前提ってのがなんとも間違ってる気がする(苦笑)。


3 爆撃闘士カーバイン 1000+ ヒューマノイド パワーアタッカー+3000(攻撃中、このクリーチャーのパワーは+3000される) ● 98

3マナヒューマノイド。…取り柄、特になし(笑)。どんなデッキだったとしても、この子を優しく抱擁してくれるのは多分不可能。是非ともホノオあたりをお使い下さい。


3 羅神兵デュアル・又左 2000+ アーマロイド/サムライ アクセル(このクリーチャーにクロスギアがクロスされている時、このクリーチャーは次の能力を得る)
このクリーチャーのパワーは+3000され、「スピードアタッカー」を得る。 ● 97

実質4マナ5000SA付。つけるギアにもよるのだが、1マナギアを付けると仮定するとさらにパワーは跳ね上がる可能性あり。赤単よりも2色速攻、赤緑や赤白のほうがデッキとしてこいつを活かせるはず。スペックは全然弱くない。


3 隠れんぼの達人コンコーン 3000 ドリームメイト シールド・フォース(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、自分のシールドを1枚選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次の能力を得る)
このクリーチャーは攻撃されない。 ● 96

白ドリメならシールドを守ることは出来る。問題は、その構築で得られる「攻撃されない」って能力にそこまでの意味があるのかっていう点。ドリメではパコネコという身代わりクリーチャーがいる以上、それほど必要とはされないはず。ドリメよりも通常のビート向きなのかもしれない。

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