たまデー。

2009年2月27日 カード
最近よく仕事先で「にゃんこ」に出会うことが多いのですが。

「野良」な奴らは基本的に人間に懐かないもので。数匹単位で目の前をダッシュしていってもこちらには目もくれません。そんな彼らの気を引こうと取り出したのはアイリスオーヤマネコ缶1個88円。もっと高いネコ缶もあったのですが「買ったはいいけどスルーされて無駄になる」ことを考えるとこの辺が精一杯。で、運良く奴らの足が止まり…。

食い終わるとダッシュで逃げる(苦笑)。

いや、まぁ、それこそが「にゃんこ」だとは知ってますけどね。
天然ツンデレにやられっぱなしの今日この頃です。


さて、本日の更新。
30弾の研究も一段落し31弾発売までは特にこれといったネタもなく。こういう時こそ新弾のカード考察すればいいんでしょうけど、kurosukeスタンスでは31弾全体のカードが判明しないと考察が中途半端になっちゃうってのが嫌でして。いつも発売後の考察になってます。前回30弾をフライング気味に考察したのは東北大会が30弾発売の次の日だった事情がありましたし。

…で。
こういう時は「たまに作るならこんなデッキ」略して「たまデー」でもやってみようかと(笑)。
本日注目したのはこのカードになります。


「暗黒王デス・フェニックス」
クリーチャー 赤黒4マナ パワー9000 WB
進化Vー自分のドラゴン・ゾンビ1体とファイアー・バード1体を重ねた上に置く。
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はシールドを手札に加えるかわりに持ち主の墓地に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れたとき、相手は自分自身の手札を全て捨てる。


長らく「夢のあるカード」第1位。最近「キリンレガシー」に持っていかれた気はする(苦笑)。
なにかと出しづらく、「ゼロフェニ」という使いやすい赤黒フェニックスの存在もあり、立場的には「窓際係長」レベル。そこを「特命係長」レベルまで持っていこうというのが今回の更新の趣旨になります。


~方針の決定&環境の流れ~
デスフェニのデッキを作る時、誰もが考えることがあります。

即ち、「とっとと出す」のか「安全に出す」のか。

はっきりいって「安全に出す」のであればデスフェニよりもゼロフェニの方が断然向いているし、今回はあくまでも「デスフェニデッキ」である以上、「制圧後にデスフェニ」の選択肢はなしの方向で。となると、必然的に構成は「5ターンデスフェニ」な構成になるわけで。
まずはレシピ。

『赤黒青デスフェニックス-Ver.kurosuke』
3 x 暗黒王デス・フェニックス
4 x 龍神ヘヴィ
3 x 黒神龍グールジェネレイド
4 x リップ・ウォッピー
1 x サイバー・ブレイン
2 x 獅子幻獣砲
3 x 地獄スクラッパー
4 x エマージェンシー・タイフーン
3 x ローズ・キャッスル
4 x 黒神龍ギランド
3 x デーモン・ハンド
2 x 斬隠蒼頭龍バイケン
4 x コッコ・ルピア

実はこのデッキ、元々はもっとコントロール寄りでした。牢獄とかハンデス多めとかチッタペロル&ガルドスとか。それが最終的にこうなった理由、それは今の環境が変わってきたからで。

ちょっと前までだったら環境はHDMやPGキングがメインで他のデッキはまず「それらにどう対応するか。」を考えねばならず、結果として尖る構成が組みにくい環境でしたよね?

ところが環境はどんどん高速化しています。
前までだったら「ベガ」「ソルアド」で対応できた高速ビートはその性質を「…どうせ長期戦対策してもソルアド&キングあたりで止められるんだろ? だったら数で殴りきってやるわー。」という「ブースト&展開型」を超える「鬼面城&G-0絡み」の超高速ビートにシフト。これに対抗するためには「低マナ域ブロッカーの高速大量展開」か「ブーストからのシノビ」に頼るしかなく、そのシノビも多くは「ハンゾウ」のため間に合わないことが多いこと多いこと。マルコ絡みのこれらのデッキはそのうちHDMやキングを凌駕するのではないかとkurosukeは考えています。

HDMならここに「スクラッパー」というトリガーの存在や「灼熱波」を入れてみるなどの対策は講じられるでしょう。つまりは「無駄なスペースを割かなければいけない」必要に迫られることになります。シノビで対策するには「シシガミ」あたりも考慮する必要が出てきます。


牢獄中心にしたコントロール型は「PG絡み」にメタを張った形で、こういう「高速ビート」はまったく警戒していなかったため、そりゃーもう、ボッコボコ。で、そんなマルコビートにデスフェニでどう対抗するかを考えたのが上記の形になります。

対抗策の結論。
トリガー期待しつつ、こっちも殴りきる(笑)。

ローズという存在がカードプールにある以上「紙」になりかねない「ルピア」は難しい選択なのですが、そこからのギランド2体召喚でシールドを殴り返すほかに手がないのが実情です。もしくはローズをこちらが2枚張るとか。バイケン握りつつエマジェントリガー期待するとか、そんなとこが目一杯。
それなりにメタデッキにも対策は施しましたので、一方的になることはないかなーっと。


~一応、説明書。~
こんなのに説明もないとは思いますが、一応ね。

2ターン、エマジェンスタート。グール落とせたらいい感じ。

3ターン、ルピアorリップ。どっちもあったら次のドラゴンがギランドかヘビィで判断。

4ターン、リップならギランド。ルピアならヘビィ。もしくは鳥の片割れ。

5ターン、状況次第。どっちかというとリップからここでヘビィのほうが手札は潤うはず。もしくはブロッカーいない状況なら最速デスフェニもOK。


こんな感じ。
「デスフェニ+1匹」という状況を作り続けるのと殴るタイミングを間違いないこと。
これが一番大事です。


「たまデー」終了。
次回はちょっと鬼畜なデッキのご紹介です。

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