最近、うちのお相手さんが嵌ってるものがありまして。
「逆転検事」をあっという間にクリアしてまたポチポチやってるそのゲーム。
http://www.shinki-net.konami.jp/battlerondo/index.html
武装神姫(バトルロンド)。
簡単に言えば、育成系対戦ネットバトル。強さの基準は武器の選択とそれに合わせたAIの育成。後は4種類用意できる武装を相手の4種武装とにらめっこしながら決定して戦術の裏を取り合う、そんなゲーム。課金しなくてもそれなりの強さにはなるけど、やっぱり課金組は強いよねってお話のこのゲームを今現在お相手さんは「無課金」でやってまして。近距離で鎌振り回す短距離回避型。なので課金組の「命中値と武器起動速度が高い」武器装備な方々には負けが決定しちゃう状態。
初期投資で3,000円もかければ当分再度のネットマネー投入は避けられる仕様なので、現在悩みまくっているようです。「お金の無駄遣い」って感情と「負けるのが嫌になる」プライドの戦い。勝つのはどっちだ!!
…ま、どっちでもkurosukeの懐には影響がないので自由にやってくださいませ(笑)。
さて、本日の更新。
その昔「ミリオンスピア」ってデッキを作ったことがありまして。デッキ名の元は「サウザンドスピア」という6マナの全体除去呪文。それを「ハングリーガントレッド」を使って強化版を打っているかのようにやってみようというのが最初の始まり。
当初はハングリーガントレッドをボルベルグで無理矢理起動して場を流し、その反動を使ってグールを大量に場に出そうとしたデッキで。時代は流れ、ボルベルグは場を離れないPGに場所を奪われ「ミリオンスピア」は一応の完成を見たのだが、他のデッキの強化と「母なる系」の制限によって展開力を下げられ「ただのネタデッキ」の域を出ないデッキに落ち着く寂しい状態。特にキングに対する勝率が低く、ここが最大のネックだったわけで。
「…マナ加速でPGを早く出せて、マナに落ちたPGやガントレッドを無理なく拾えて、速攻対策も出来て、ついでに墓地からもPGを回収出来て、さらに全方位的(主にキング)に対抗策を張れるデッキだととっても都合がいいけど、そんなデッキないよなぁ。」
そんな夢を見ていたのですが、
ありました。そんなデッキ(笑)。
しかも、「今、流行の」で(苦笑)。
というわけで、本日の更新は最近よく見る流行のデッキ、5色デッキについてでございます。
~5色デッキって何?~
まず、大前提として「5色デッキ」ってなんなのか?ってとこから。
いろんな定義はあると思うのですが、kurosuke的印象。
1,5色で構成。
…当たり前(笑)。でもマナソースとの違いは正味な話、ここだけだったりする。
2,爆発的なマナ加速エンジンを積んでいる。
5色デッキに最も近いのは個人的には「マナソース」かなっと。「マナソース」は手札を「後でマナから回収」するのを前提にマナ加速を繰り返すデッキですが、5色はこれを元にしつつ「フェアリーミラクル」や「ロマネスク」といった色拘束の強いカード、もしくは大量の緑系マナブーストを積んで「マナを爆発的に伸ばす」ことを主眼においた構成になっていることがほとんどっす。
3,回収手段を持っている。
「2」で説明したことと被るのですが、ほとんどの場合爆発的に伸ばしたマナや墓地に落ちたカードを拾い上げるカードが積まれています。主なカードは「ゲルネウス」「ヴァルチャー」といった5色OD持ち、「デバウラ」などの呪文回収効果持ちって所ですか。
誤解を恐れずに言うなら、kurosuke的5色定義はここで終了。こっから先は「環境」だったり「好み」だったり「主義」だったりが絡むのであんまり「定義」として成立しないのです。なので「定義」としてこの辺りが無難かと。
~5色デッキの汎用性~
ではなんで5色デッキが「今、流行の」デッキなのか。
簡単に言えば「メタデッキポジションだから」の一言。
じゃあ、「メタデッキポジション」ってどういう意味かというお話。
今の主流が「ヘヴィメタ」「キング」「ドルゲ」「PG」ってあたりだとして、デッキはこれを意識して対抗策を盛り込まなければ「デッキ」としては不十分。この時意識する「環境に多くいる強力なデッキタイプ」のことを「トップメタ」、それ用の対策をデッキに積んだデッキを「メタデッキ」といった言葉で表現することが多いのですよ。つまり大抵のデッキはある意味で「メタを施したデッキ」なのだが、5色デッキはこの「対抗策」を違和感なく積むことが出来るデッキなのです。
なぜなら5色だから。
単純に「ゲルネウスがキングを簡単に排除出来る」とかそういう次元の話の前に、5色デッキは「5色だから理論的には全てのカードプールを積むことが出来る」わけで。それを前提に「マナ回収&墓地回収」を強化していけば、好きなときに対策カードをマナや墓地から引っ張ってくる事が出来るように。これこそが5色デッキの誇る「汎用性」でございます。
~5色デッキの弱点~
じゃあ、そんな完全無欠のデッキは倒せないのか。
それが意外に穴が多く…(笑)。
一番手っ取り早いのは「色を潰す」こと。
マナ加速が積まれるのはデッキ構成上当たり前なのだが、後半のトップデックを強化するために大抵は「フェアリーミラクル」「ロマネスク」、序盤の安定性を重視するなら「ライフ」「石版」追加で構成されている。2マナ加速が入っているとランデスで縛るのは難しくなるけど、その場合でも必須色でありつつデッキ構成上単色カードが少なくなる「赤」を中心に壊していくと相手は気持ちよくマナ加速出来なくなるので、その間にフィニッシャー(除去関係を考えればPGが最適)を展開して殴りきるのが一番勝利に近いかと。
ビート系はかなり押せるのだが、5色側がミラクル打つと勝率が2割下がり、5マナ域でキリューで相打ち取られると勝率が半分になると思ってOK。7~9マナ以上になると「ハンゾウ」「シシガミ」といったシノビ、場合によってはザーディアあたりまでが出てくる流れになりほぼ完封されること決定。困った困った。
「継続ハンデス」はかなり刺さるのでこれも5色相手にはなかなか効果的。ただし相手側の後半トップデックの強さは半端ではないので出来る限り序盤で展開しつつ早期の決着をオススメいたします。
コントロール系はちょいと辛い展開になることが多いので、墳墓や魔天といった「大量のマナ加速を裏目にする」カードの採用をオススメ。通常構成なら100%キングだけでは縛れないので注意が必要です。
この辺が「対抗策」としては現実的かな?
後は出来るだけ序盤のマナ加速をさせないためにもトリッパーやゴーゴンあたりの遅延系があると大分違います。で、早めに殴りきる流れに持っていきましょう。
~やっと、本題(苦笑)~
で、汎用性のあるこの5色デッキを元に「PG+ハングリーガントレッド」なデッキを作ってみました。
とはいっても、かなーり無理やりなのですが(苦笑)。
「5色コントロール-Ver.kurosuke」
4 x 深塊封魔ゲルネウス
2 x 護精霊騎ヴァルチャー
4 x フェアリー・ミラクル
1 x 轟火シシガミグレンオー
2 x 威牙の幻ハンゾウ
2 x 腐敗聖者ベガ
3 x 鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス
2 x 不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー
1 x ソウル・アドバンテージ
1 x 超銀河弾 HELL(ギャラクシーショット ヘル)
3 x 龍仙ロマネスク
2 x 聖鎧亜キング・アルカディアス
1 x 母なる紋章
1 x サイバー・ブレイン
2 x クリスタル・メモリー
2 x 魔光王機デ・バウラ伯
1 x 魔刻の斬将オルゼキア
1 x 天使と悪魔の墳墓
2 x ハングリー・ガントレット
1 x バザガベルグ・疾風・ドラゴン
2 x 蒼狼の始祖アマテラス
PG+ガントレッドなデッキとカ言っておきながらなんで2枚ずつやねーん!!ってお怒りはごもっともなんですが、この辺が精一杯でございますよ。もう少し序盤の防御策が必要なのでどっかのスペースを削ってハヤブサマルあたりを突っ込むべきなんですがスペースを見つけられず。
デッキとしての最終目標はキングロック。ただし5色コントロールの例に洩れず、このデッキも臨機応変に状況への対応が求められます。トップがとにかく強いデッキなので優先すべきは手札よりマナ。10マナ以上あればいろんな状況を作り出すことができるデッキパワーを持っているのでとにかくフェアリーミラクル&ロマネで一気に進めることを推奨。序盤の安定性をもっと上げるにはライフを増量するといいと思いますが、後半のトップデックの強さは低下しますのでご注意を。
6マナ前後からがこのデッキの本番。アマテラスからのブレインやガントレッド設置、ロマネからの5色ODの活用、ガントレッドに疾風を組み合わせた全体除去、それをゲルネウスで回収しつつPG設置などなど。いろんなパターンがありますので臨機応変に対応して下さいな。
ランデスが一番相性悪なので環境に呪文型のランデス特化なデッキが増えてきたらテルスを増量してメタを張ればそれなりに戦えるはずです。ま、トップメタに戦えるのにその辺の速攻に押し切られる不思議な強さではありますが(笑)。
この手のデッキは「人」「環境」によって大きく変化します。
これはkurosukeの作りということでご参考までにどうぞ。
「逆転検事」をあっという間にクリアしてまたポチポチやってるそのゲーム。
http://www.shinki-net.konami.jp/battlerondo/index.html
武装神姫(バトルロンド)。
簡単に言えば、育成系対戦ネットバトル。強さの基準は武器の選択とそれに合わせたAIの育成。後は4種類用意できる武装を相手の4種武装とにらめっこしながら決定して戦術の裏を取り合う、そんなゲーム。課金しなくてもそれなりの強さにはなるけど、やっぱり課金組は強いよねってお話のこのゲームを今現在お相手さんは「無課金」でやってまして。近距離で鎌振り回す短距離回避型。なので課金組の「命中値と武器起動速度が高い」武器装備な方々には負けが決定しちゃう状態。
初期投資で3,000円もかければ当分再度のネットマネー投入は避けられる仕様なので、現在悩みまくっているようです。「お金の無駄遣い」って感情と「負けるのが嫌になる」プライドの戦い。勝つのはどっちだ!!
…ま、どっちでもkurosukeの懐には影響がないので自由にやってくださいませ(笑)。
さて、本日の更新。
その昔「ミリオンスピア」ってデッキを作ったことがありまして。デッキ名の元は「サウザンドスピア」という6マナの全体除去呪文。それを「ハングリーガントレッド」を使って強化版を打っているかのようにやってみようというのが最初の始まり。
当初はハングリーガントレッドをボルベルグで無理矢理起動して場を流し、その反動を使ってグールを大量に場に出そうとしたデッキで。時代は流れ、ボルベルグは場を離れないPGに場所を奪われ「ミリオンスピア」は一応の完成を見たのだが、他のデッキの強化と「母なる系」の制限によって展開力を下げられ「ただのネタデッキ」の域を出ないデッキに落ち着く寂しい状態。特にキングに対する勝率が低く、ここが最大のネックだったわけで。
「…マナ加速でPGを早く出せて、マナに落ちたPGやガントレッドを無理なく拾えて、速攻対策も出来て、ついでに墓地からもPGを回収出来て、さらに全方位的(主にキング)に対抗策を張れるデッキだととっても都合がいいけど、そんなデッキないよなぁ。」
そんな夢を見ていたのですが、
ありました。そんなデッキ(笑)。
しかも、「今、流行の」で(苦笑)。
というわけで、本日の更新は最近よく見る流行のデッキ、5色デッキについてでございます。
~5色デッキって何?~
まず、大前提として「5色デッキ」ってなんなのか?ってとこから。
いろんな定義はあると思うのですが、kurosuke的印象。
1,5色で構成。
…当たり前(笑)。でもマナソースとの違いは正味な話、ここだけだったりする。
2,爆発的なマナ加速エンジンを積んでいる。
5色デッキに最も近いのは個人的には「マナソース」かなっと。「マナソース」は手札を「後でマナから回収」するのを前提にマナ加速を繰り返すデッキですが、5色はこれを元にしつつ「フェアリーミラクル」や「ロマネスク」といった色拘束の強いカード、もしくは大量の緑系マナブーストを積んで「マナを爆発的に伸ばす」ことを主眼においた構成になっていることがほとんどっす。
3,回収手段を持っている。
「2」で説明したことと被るのですが、ほとんどの場合爆発的に伸ばしたマナや墓地に落ちたカードを拾い上げるカードが積まれています。主なカードは「ゲルネウス」「ヴァルチャー」といった5色OD持ち、「デバウラ」などの呪文回収効果持ちって所ですか。
誤解を恐れずに言うなら、kurosuke的5色定義はここで終了。こっから先は「環境」だったり「好み」だったり「主義」だったりが絡むのであんまり「定義」として成立しないのです。なので「定義」としてこの辺りが無難かと。
~5色デッキの汎用性~
ではなんで5色デッキが「今、流行の」デッキなのか。
簡単に言えば「メタデッキポジションだから」の一言。
じゃあ、「メタデッキポジション」ってどういう意味かというお話。
今の主流が「ヘヴィメタ」「キング」「ドルゲ」「PG」ってあたりだとして、デッキはこれを意識して対抗策を盛り込まなければ「デッキ」としては不十分。この時意識する「環境に多くいる強力なデッキタイプ」のことを「トップメタ」、それ用の対策をデッキに積んだデッキを「メタデッキ」といった言葉で表現することが多いのですよ。つまり大抵のデッキはある意味で「メタを施したデッキ」なのだが、5色デッキはこの「対抗策」を違和感なく積むことが出来るデッキなのです。
なぜなら5色だから。
単純に「ゲルネウスがキングを簡単に排除出来る」とかそういう次元の話の前に、5色デッキは「5色だから理論的には全てのカードプールを積むことが出来る」わけで。それを前提に「マナ回収&墓地回収」を強化していけば、好きなときに対策カードをマナや墓地から引っ張ってくる事が出来るように。これこそが5色デッキの誇る「汎用性」でございます。
~5色デッキの弱点~
じゃあ、そんな完全無欠のデッキは倒せないのか。
それが意外に穴が多く…(笑)。
一番手っ取り早いのは「色を潰す」こと。
マナ加速が積まれるのはデッキ構成上当たり前なのだが、後半のトップデックを強化するために大抵は「フェアリーミラクル」「ロマネスク」、序盤の安定性を重視するなら「ライフ」「石版」追加で構成されている。2マナ加速が入っているとランデスで縛るのは難しくなるけど、その場合でも必須色でありつつデッキ構成上単色カードが少なくなる「赤」を中心に壊していくと相手は気持ちよくマナ加速出来なくなるので、その間にフィニッシャー(除去関係を考えればPGが最適)を展開して殴りきるのが一番勝利に近いかと。
ビート系はかなり押せるのだが、5色側がミラクル打つと勝率が2割下がり、5マナ域でキリューで相打ち取られると勝率が半分になると思ってOK。7~9マナ以上になると「ハンゾウ」「シシガミ」といったシノビ、場合によってはザーディアあたりまでが出てくる流れになりほぼ完封されること決定。困った困った。
「継続ハンデス」はかなり刺さるのでこれも5色相手にはなかなか効果的。ただし相手側の後半トップデックの強さは半端ではないので出来る限り序盤で展開しつつ早期の決着をオススメいたします。
コントロール系はちょいと辛い展開になることが多いので、墳墓や魔天といった「大量のマナ加速を裏目にする」カードの採用をオススメ。通常構成なら100%キングだけでは縛れないので注意が必要です。
この辺が「対抗策」としては現実的かな?
後は出来るだけ序盤のマナ加速をさせないためにもトリッパーやゴーゴンあたりの遅延系があると大分違います。で、早めに殴りきる流れに持っていきましょう。
~やっと、本題(苦笑)~
で、汎用性のあるこの5色デッキを元に「PG+ハングリーガントレッド」なデッキを作ってみました。
とはいっても、かなーり無理やりなのですが(苦笑)。
「5色コントロール-Ver.kurosuke」
4 x 深塊封魔ゲルネウス
2 x 護精霊騎ヴァルチャー
4 x フェアリー・ミラクル
1 x 轟火シシガミグレンオー
2 x 威牙の幻ハンゾウ
2 x 腐敗聖者ベガ
3 x 鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス
2 x 不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー
1 x ソウル・アドバンテージ
1 x 超銀河弾 HELL(ギャラクシーショット ヘル)
3 x 龍仙ロマネスク
2 x 聖鎧亜キング・アルカディアス
1 x 母なる紋章
1 x サイバー・ブレイン
2 x クリスタル・メモリー
2 x 魔光王機デ・バウラ伯
1 x 魔刻の斬将オルゼキア
1 x 天使と悪魔の墳墓
2 x ハングリー・ガントレット
1 x バザガベルグ・疾風・ドラゴン
2 x 蒼狼の始祖アマテラス
PG+ガントレッドなデッキとカ言っておきながらなんで2枚ずつやねーん!!ってお怒りはごもっともなんですが、この辺が精一杯でございますよ。もう少し序盤の防御策が必要なのでどっかのスペースを削ってハヤブサマルあたりを突っ込むべきなんですがスペースを見つけられず。
デッキとしての最終目標はキングロック。ただし5色コントロールの例に洩れず、このデッキも臨機応変に状況への対応が求められます。トップがとにかく強いデッキなので優先すべきは手札よりマナ。10マナ以上あればいろんな状況を作り出すことができるデッキパワーを持っているのでとにかくフェアリーミラクル&ロマネで一気に進めることを推奨。序盤の安定性をもっと上げるにはライフを増量するといいと思いますが、後半のトップデックの強さは低下しますのでご注意を。
6マナ前後からがこのデッキの本番。アマテラスからのブレインやガントレッド設置、ロマネからの5色ODの活用、ガントレッドに疾風を組み合わせた全体除去、それをゲルネウスで回収しつつPG設置などなど。いろんなパターンがありますので臨機応変に対応して下さいな。
ランデスが一番相性悪なので環境に呪文型のランデス特化なデッキが増えてきたらテルスを増量してメタを張ればそれなりに戦えるはずです。ま、トップメタに戦えるのにその辺の速攻に押し切られる不思議な強さではありますが(笑)。
この手のデッキは「人」「環境」によって大きく変化します。
これはkurosukeの作りということでご参考までにどうぞ。
コメント