今更ですが33弾評価です(苦笑)。(その1)
2009年11月2日 カード…気がついたら1ヶ月以上更新してないんでやんの。
やってきました。毎度おなじみカード評価。
…ネタがないときはこれが一番気楽だったりします(苦笑)。で、アップ忘れてたw
時間はかなり経っちゃったので現状のいろんなデッキも踏まえた評価をば。
リストはいつも通りニシハラさんとこから。
【白騎士の聖霊王 HEAVEN】
エンジェル・コマンド
光文明・コスト8
パワー15000
■進化-自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある光以外のクリーチャーをすべて、新しいシールドとして、自身のシールドゾーンに裏向きにして置く。
■T・ブレイカー(このクリーチャーは、シールドを3枚ブレイクする)
白バロム。この手の能力はやっぱりアルカ夫妻には効かないらしい。
コイツの能力は187能力で、出した時点で役割終了なのでこっからさらに別のものに変えたいところだが流石に夢いっぱい。「白騎士」として使うならそれなりに使えるかもしれない。ま、「ナターリア」を場に維持できるデッキ構成ならば…だけど。結局グール対策とか破壊以外で対処したい相手に対するバロムポジションってのが最終的な立ち位置な気がする。同系には全く効果がないのでコイツ以外の除去手段(色的にタップキルとか)も忘れないように。
【神羅カリビアン・ムーン】
ルナティック・エンペラー/サイバー・コマンド
水文明・コスト7
パワー6000
■究極進化
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが攻撃する時、またはこのクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、相手の墓地にある呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、そのカードを持ち主の山札の一番下に置く。
■W・ブレイカー
相手依存な呪文スティール。ロスト打たれたら大分終わってる。
嵌らない相手には全く効果を及ぼさないとはいえ、普通のデッキ構築なら呪文ゼロはほとんどあり得ないので効果は発動するとは思う。問題はその「使いたい呪文が墓地にある」状況をどうやって作るか。一番無理がないのはマインドリセットやヤミノカムスターといった「呪文を狙って墓地における」ハンデスの採用。これで呪文を落としてコイツってのが良い流れかなっと。ハンデス&タップキルを自然に狙えるナイト系なんかを進化元にすると良い感じ。もしくはマナ回収と展開力に長けたセラフィムにハンデス突っ込んだデッキとか。ただコイツに特化するとビート系の相手が辛くなるのでそこのバランスは慎重に。というわけで基本構築に呪文比率の低いビート系デッキの対策をすればデッキにはなるんじゃなかろうか。
【死神明王 XENOM(ゼノム)】
デーモン・コマンド
闇文明・コスト7
パワー13000
■進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■ブレイク・ボーナス(このクリーチャーの攻撃が終わった時、このクリーチャーがまだバトルゾーンにあれば、その攻撃中にブレイクしたシールド1枚につき、次の◎能力を1回使ってもよい)
◎相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
ブレイクシールドと同じ枚数ハンデスするデモコマ進化。
実は「死神」で、呪文抵抗ついたりスレイヤーついたりいろいろ出来そうなのだが結局「デモコマ進化」ってことはベルヘルコンビとデスライオス以外に死神単体からは進化できないってこととほぼ同義。ま、ベルヘルデバランは死神デッキと相性がいいしデスライオスは普通に死神デッキに入るのでこっから進化を狙うのはアリっちゃアリ。カードパワーはフィニッシャーとしては合格レベルなのだが、コントロールの締めのカードとしてはいまいちってとこ。ハンゾウやビルギアスあたりも積んだ死神デッキに投入してみてはいかがだろうか。
【神羅ライジング・NEX】
ルナティック・エンペラー/アーマード・ドラゴン
火文明・コスト6
パワー13000
■究極進化-自分の進化アーマード・ドラゴンまたは進化ファイアー・バード1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを選んで破壊する。
■ゴッドスレイヤー(このクリーチャーがゴッドとバトルする時、バトルの後、そのゴッドを破壊する)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが破壊された時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを選んで破壊する。その後、自分のパワーが一番小さいクリーチャーを破壊する。その後、進化ではないドラゴンを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
ヘビィメタを露骨に対策したドラゴン系究極進化。
場に出た効果&破壊された効果は普通に使い勝手はいいのだが、いかんせん究極進化。ドローが怪しいドラゴン系デッキでコイツを呼ぶにはそれなりの仕込みが必要なわけで。進化元をペリュントンにするのかピルドルにするのかでデッキパターンは大きく変わりそう。個人的には前者推奨の方向で。ただしこのカードだけでは場に対するコントロールはほぼ皆無に近いので、他のカードでフォローするかごり押しするかの方向性だけは決めておきたいところ。
【神羅パンゲア・ムーン】
ルナティック・エンペラー/ガイア・コマンド
自然文明・コスト8
パワー14000
■究極進化-自分の進化クリーチャー1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■自分のターンに、進化ではないクリーチャーを召喚した時、自分の山札を見る。その中から、そのクリーチャーと同じ名前のカードを好きな枚数選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
「神秘と創造の石碑」常時発動という狂った効果を持った究極進化。
夢はあるけど、マナが重いことととにかく除去耐性がないのが最大の問題。究極進化を呼ぶこと自体は進化元が「進化全般」なおけげでそんなに困らないはずなんだけど、コイツ自体が8マナと重いせいで後続が同じターンに呼べずにターンを返さざるを得ないパターン。返しのターンで除去られて「…しょぼーん。」って展開がとっても多くて。
改善策としてはコイツを「母なる系」で呼んでマナをそのターンに使えるようにするか、進化を対象に取れなくする「クシナダ」あたりで除去耐性を高めるかの2択。どちらかの対策を取れば対抗するのはかなり難しいはずなので後は数を横に並べて殴りきってくださいませ。
【超神龍レイ・ソレイユ】
アポロニア・ドラゴン
光文明・コスト4
パワー6000
■ブロッカー
■進化-自分の「ブロッカー」を持つクリーチャー1体の上に置く。
■自分のクリーチャーがブロックした時、そのクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクする。
4マナの進化ドラゴン(笑)。進化元はブロッカーだけどね。
「ブロックしたとき」に相手のシールドを1枚ブレイクなので別にバトルに勝つ必要はないってとこは要確認。デッキとしては「横に並べてファントムベール」で何枚かのシールドを叩き割るのが基本。もしくはヘブンズ&バルホルスなんかも一例。どっちにしても相手の場にクリーチャーいることが前提なので完全なコントロールには向かないカード。というわけで、デッキ作るなら「クリーチャーを並べてこないデッキ対策」は必ずするように。
【蒼神龍スペル・サモニオン】
ポセイディア・ドラゴン
水文明・コスト7
パワー7000
■このクリーチャーが攻撃する時、各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが両方呪文で、コストが異なる場合、コストの大きい呪文を表向きにしたプレイヤーがコストを支払わずに唱えてもよい。表向きにしたカードが両方クリーチャーで、パワーが異なる場合、パワーの大きいクリーチャーを表向きにしたプレイヤーがコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
運任せにするには怖すぎる1枚。まさかの相手トップキングアトランティス投下は大却下(笑)。
トップを弄るカードがないと完全な運任せで、しかもそれで使うにはリスクが高すぎるので、必然的に前準備が必要になる。一番安全なのはアドラク。これならお互いのデッキトップを弄れるはず。もしくはカラフルダンスからの「ベララー&マグナム&モールス」でお互いのデッキトップを弄り続けてもいいかもしれない(苦笑)。どっちにしても「何を出すか」が重要なのでマナバランスとデッキ構成は慎重に。
【神羅ヘルゲート・ムーン】
ルナティック・エンペラー/デビルマスク
闇文明・コスト10
パワー13000
■究極進化
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出す。その後、相手は自身のクリーチャーをすべて、墓地からバトルゾーンに出す。
■T・ブレイカー
夢いっぱいな究極進化。しかも結構実戦的。
墓地を肥やしつつ進化元を確保しつつコイツを手札に…という作業は見た目通り大変忙しいわけで。キングやらコンクリオンやら突っ込む暇があったらとにかく墓地を肥やしてコイツを早期に出してしまった方が実戦的だったりする。進化元は墓地進化を使うかブロッカー付の軽量進化を使うと破壊されても邪魔にならなくて良い感じ。相手にターンを返すと大抵ろくな事にならないのでキリューあたりと一緒に出してそのターンの内に決めてしまおう。
【超竜ラセツ】
アーマード・ドラゴン/オリジン
火文明・コスト8
パワー8000
■進化-自分のアーマード・ドラゴン1体の上に置く。
■W・ブレイカー
■ブレイク・ボーナス
◎相手のパワー7000以下のクリーチャーを1体、破壊する。
通れば火力を振りまく進化ドラ。
8マナだとコッコ経由でも5ターン目につながらない上に進化元がアーマードドラゴン限定&パワー8000というかなり残念な子。ブレイクボーナス自体はそれほど弱くないのでローズやコマンダーイノセントあたりとマナ加速を絡めてデッキ製作すればなんとか使えなくはない。…ただなぁ、PGがどうにもなぁ。
【大神秘アスラ】
ジャイアント/サムライ
自然文明・コスト7
パワー9000
■進化-自分のジャイアント1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を裏向きのまま新しいシールドとしてシールドゾーンに加え、1枚をマナゾーンに置く、残りの1枚を手札に加える。
■W・ブレイカー
こっちはなぜ7コストなのか。ラセツに謝れ、こんちくしょう(笑)。
綺麗にキリノからつながる7マナ域は使いやすさMAX。ま、ドルゲーザと同じタイミングなので基本はドルゲーザ優先。ただ自身がSAになって殴り返せる&シールド増える分だけ速攻相手はこっち優先な気も。シノビドルゲに1~2枚入れてみてはどうだろうか。
【白騎士の開眼者ウッズ】
メカサンダー
光文明・コスト7
パワー10500
■ブロッカー
■進化-自分の「ブロッカー」を持つクリーチャー1体の上に置く。
■W・ブレイカー
■自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーの、攻撃できない効果は無効になる。
■自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分の、名前に【白騎士】とあるクリーチャーをすべてアンタップする。
生きてるカッター。破壊されたら効果消えるのはご愛敬。
後半の効果を活かすなら白騎士デッキなのは当たり前。タップキルを恒常的に行えるデッキにしておけば攻守に存在感が増して良い感じ。モーリッツあたりがひとつの回答か。前半部分だけを使うならデッキによって棲み分けしそう。カッターはブロッカーデッキ、エイヴンはヘブンズ、コイツは白騎士って感じかな?
【霊騎コルテオ】
アーク・セラフィム/オリジン
光文明・コスト7
パワー2000
■S・トリガー
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体につき、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
コロン強化型。
「白のサーファー」ポジションではあるけど流石にサーファー押しのけてデッキに入るほどのポテンシャルはなさそう。ある程度並んでいないとトリガーがしょぼくなるので展開力のあるデッキに。セラフィムとかロードリエスをエンジンにしたようなデッキなら採用もありかな。でも、これならミューズ・ルブールのほうが個人的にいい気がするんだけどなー。
【白騎士の光器ナターリア】
メカ・デル・ソル
光文明・コスト6
パワー6000
■W・ブレイカー
■自分の手札に加えられる、名前に【白騎士】とあるシールドカードはすべて「S・トリガー」を得る。
白騎士アース。
現状出てきて困るのはヘブン・アルドラ・ウッズのみで後はトリガーブロッカー止まりとはいえ、コイツがいる状態で殴るのはちょっと怖いのも事実。6マナはドロマーで出すにはちょっと重いけどブロッカー豊富な白騎士なら持ちこたえられるだろう。…なんとなーくバウンスされて出番なくなりそうな気がとってもするけど(笑)。ま、次弾で白騎士が増えるのは確実なので何枚か集めておくと後悔せずに済みそうではある。
【霊者アテルイ】
コスモウォーカー/オリジン
光文明・コスト5
パワー4500
■相手がバトルゾーンにある自分のクリーチャーを選ぶ時、パワー6000以上のクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、そのクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
今回のサポートカードの中で1,2を争うカードパワー。5マナってのが玉に瑕。
なんかしらでパワーを底上げしてやればコイツも選ばれなくなるのでギアか城で強化してやれば問題なし。全体的なパワー底上げデッキでその真価を発揮するので、ロードリエスをベースにしたハイドロデッキあたりにコイツを突っ込むとムルムルやセイントキャッスル、パラオレのおかげで選べない軍団の完成&クイーンが出たらジエンド。同系対策のためにも入れてみることをオススメしておきます。
【超電磁ヘルラッシュM】
サイバーロード
水文明・コスト6
パワー7000
■進化-自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャーまたはオリジン1体の上に置く。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
■ブレイク・ボーナス(このクリーチャーの攻撃が終わった時、このクリーチャーがまだバトルゾーンにあれば、その攻撃中にブレイクしたシールド1枚につき、次のブレイク・ボーナス能力を1回使ってもよい)
◎:自分の他のクリーチャーを1体破壊する。そうした場合、自分の山札の上から、クリーチャーが出るまでカードを表向きにする。そのクリーチャーをバトルゾーンに出してもよい。その後、表向きにしたそれ以外のカードをすべて山札に戻し、シャッフルする。
転プロ発動装置内蔵な進化クリ。
デッキ構築によっては嫌らしいデッキを組むことが可能。トップを弄れることを前提にすると進化元がマルコなんかとは一変する。テンペストベビーとかクラゲンとかがヘルスラM特化型の進化元かな? これにブロックできない効果でも付けて突っ込むのが基本。進化でも問題なく召喚出来るので究極進化に繋ぐのも面白い。ちなみに能力の対象は芸がないけどPGが一番効率がいいという事実。…寂しい限りです(苦笑)。
【サイキック・ユー】
呪文
水文明・コスト5
■S・トリガー
■自分の手札を1枚、裏向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに加えてもよい。そうした場合、自分のシールドを1枚、手札に加える。ただし、そのシールドの「S・トリガー」能力は使えない。相手の手札を見て、その中から1枚選ぶ。そのカードを裏向きにし、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに加えてもよい。そうした場合、相手のシールドを1枚選び、相手はそれを自身の手札に加える。ただし、そのシールドの「S・トリガー」能力は使えない。
初見と実際の強さが一致しなかったカード。なんというか「牢獄」みたいなテクニカルさ。
直接アドバンテージを稼ぐカードではないので若干使いにくさはあるのだが、コイツ1枚でPGやらハッスルやらの対策できる事実は見過ごせない。「安全なシールドを作る」という点でヤフカノフカあたりとの相性も悪くないし、トリガー付きもいろいろ役立つサポートカード。カード特性的に手札が多く必要になるのでドローを普段より厚めにするとより使いやすくなるはず。
【死神獣ヤミノイッカク】
ダーク・モンスター
闇文明・コスト7
パワー7000
■相手の呪文によって、名前に《死神》とある自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
死神フィニッシャー。…ナイトでも同じようなクリーチャーいたけど見ないような(苦笑)。
死神に呪文耐性を与える能力持ち。自身も対象になるんでカードパワー自体は弱くないし、アポカリなんかの全体除去も無効化出来る点は高評価。…その裏でスパーク系やサーファーに代表されるクリーチャー効果は防げないんだけどさ。弱くはないけど能力的に当然デッキは選ぶ(死神デッキ以外には入らない)上に、死神のデッキを作るとどうしても青黒ベースになってコイツ自身をうまく使うことが難しいって側面、後はパワーが7000ってのが寂しいところ。現状ではイマイチなんだけど次弾以降白騎士&死神は強化されるだろうから3~4枚集めておくと後悔しない気はします。
【黒神龍ザール・ガンディ】
ドラゴン・ゾンビ
闇文明・コスト6
パワー6000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、パワー6000以上のクリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
自身で自身を戻せる大劣化ヒドラ(笑)。
後続がいれば問題なくアタックできるので「継続性」という点ではそれなりに評価できるのだが、如何せん単体のカードパワーがなさ過ぎる。ナス→ルピア→コイツというつながりならナスで墓地に落とした進化を引っ張ってくることが可能なので墓地を肥やしたデッキならばある程度の活躍は期待できそう。それ以外ではちょっと難しいだろう。
【死神ギガアニマ】
キマイラ
闇文明・コスト5
パワー4000
■自分の他の、名前に【死神】とあるクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の墓地からそのクリーチャーよりコストが小さく、名前に【死神】とあるクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーを手札に戻す。
死神デッキにおける回収エンジン。
効果が「コストが~以下」だったらとんでもないことになってた。実際は普通のスペック。ヒドラと違って「自身で自身を拾えない」「デスライオスぐーるぐるが出来ない」ってとこで普通のスペックに落ち着いてる。ただ死神には「デスマーチ」という高性能1マナ進化がいるので全くの無駄になることはないわけで。墓地を肥やしつつ、デスライオスとコイツでサポートしつつ、墓地進化で殴るっていう死神の姿が見えるようだ。次弾以降のことも考えて4枚は確保しておこう。
【ファイナル・アンサー】
呪文
闇文明・コスト3
■相手の手札を見て、その中から1枚選ぶ。相手はそのカードを捨ててもよい。もしそのカードを捨てない場合、残りの手札をすべて捨てさせる。
賛否両論渦巻く3マナハンデス。
むちゃくちゃ強いのは3ターン目に打てて後続で更にハンデスを重ねたとき。それ以外なら確かにジェニーのほうが腐りづらく使いやすい。この「3ターン目に使う」目的のためには4枚積み必須なんだけどそうすると後半のデッキトップが弱くなるわけで。「呪文で回収が容易」という部分と汎用性との兼ね合いをどこまで容認するかがコイツを使うかどうかの分かれ目だと思う。3マナ域で特にやることがないのなら積んでみてはいかがだろうか。
【ケンゴウグレンオー~天地鳴動~】
フレイム・モンスター
火文明・コスト10
パワー11000
■進化-自分の、名前に【ワンケングレンオー】とあるクリーチャー1体の上に置く。
■ソウルシフト(このクリーチャーを召喚する時、このクリーチャーの進化元クリーチャーを選ぶ。このクリーチャーのコストは、その選んだクリーチャーのコストだけ少なくなる。ただし、このクリーチャーのコストは1より少なくならない)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次の能力を使ってもよい。
TT:相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。その後、自分の山札を見る。その中から名前に【ゴウケングレンオー】とあるカードを1枚選び、バトルゾーンにあるこのクリーチャーの上に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。
…まだ上がいるらしい(苦笑)。
現状でもケングレンオー中心のデッキならフィニッシャーに成り得るレベル。ソウルシフト持ちで手札からでも使える全体除去持ちでWB持ちで高パワーでというスペックはいろいろ助かる場面多し。問題は進化元が「ワンケングレンオー」に限られること。ハンデスで狙ってワンケングレンオーを落とされるとどうにも手札で腐る展開に。墓地回収を積むかこちらもハンデスで対応するなど、コイツをうまく使うにはデッキ構成にある程度のコントロール能力が必要になるかもしれない。
【神王タイタス】
ゴッド/オリジン
火文明・コスト5
パワー4000
■G・リンク【神王マクベス】の右横、【神王リア】の上側(バトルゾーンに自分の指定ゴッドがあれば、このカードをリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性〔パワーや能力〕を持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時は、どちらか1枚を選ぶ)
■このクリーチャーがゴッドとリンクした時、相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■このクリーチャーは、光のクリーチャーから攻撃またはブロックされない。
最終的に「殴られない」クリーチャーになりそうな未完成ゴット、その1。
5マナで2000除去付属が強いかどうかは判断に困るところではある。相方のリアもマナブーストなので次の弾の残りがどのくらいの強さなのかでコイツの評価は決まりそうな。というわけで評価は保留。枚数は集めておきましょうか。
【リンネ・ルピア】
ファイアー・バード
火文明・コスト4
パワー2000
■自分のドラゴンまたはファイアー・バードが破壊される時、かわりにそのクリーチャーを山札に戻してシャッフルしてもよい。
破壊されると山札に帰っていく効果を全体に付加する鳥。
でもこの効果を全体に付けたからといってなんの意味があるかいまいち分からないのがホントの所。一応山札から直接場に出せる効果とは噛み合うんだけど、それってNEXやカチュアくらいしかいないわけで。だったら他の鳥使おうよってのが結論な気がする。
【ダイヤモンド・クラック】
スノーフェアリー
自然文明・コスト5
パワー5000
■マナ進化-自然のクリーチャーを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
■自分のターンの終わりに、相手のマナゾーンのカードが自分より多ければ、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。
5マナというのがちょっと寂しいブーストシステム。
マナ進化とコイツの能力は噛み合うので使いやすそうに思えるのだが、残念ながらコイツ自身が5マナでは出すのも大変。出しさえすれば相手との絡みもあるけどマナはおそらく増えるので役目が終わったと考えても良いんだろうけどさ。フェアリーデッキでブリザードやカスケードとの相性は悪くないけどコイツ入るかなー? 結局使われないと思う。
【母なる星域】
呪文
自然文明・コスト3
■バトルゾーンにある自分の、進化ではないクリーチャーを1体、マナゾーンに置く。そうした場合、自分のマナゾーンにあるカードの枚数と同じかそれ以下のコストを持つ進化クリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。
母なるシリーズ最新作。なんとなーく専用機仕様。
基本的に使い勝手は大地や紋章に及ばない、デッキを選ぶようになったカード。コイツをうまく使うには進化元の縛りが緩い進化クリーチャー中心かアマテラス必須。基本的に手札が多くないと機能しづらい面があるのでドローはやや厚めに。これからの環境に「必須」というほどのカードパワーはないんだけど、あると進化デッキ(究極進化含む)は組みやすくなるんで1デッキ分くらい確保できると嬉しいところ。
【白騎士の精霊レオニダス】
エンジェル・コマンド
光文明・コスト4
パワー6000
■ブロッカー
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
4マナ白騎士。普通のブロッカーを見せかけて実は4マナエンコマって所がポイント。
とはいえ、4マナエンコマは今の時代いろいろ候補がいるのでコイツをわざわざ4マナエンコマで使う必要は薄いわけで、白騎士の中型ブロッカーって考え方の方がおそらく正しいんじゃないかと。白騎士には2マナ域にティリオスという2マナ3000ブロッカーが存在しているのでそれでも足りないというのならコイツの出番というところかな。
【白騎士の守護者ステリオス】
ガーディアン
光文明・コスト4
パワー3500
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚を表向きにする。そのカードの名前に【白騎士】とあれば、そのカードを裏向きにし、新しいシールドとして自分のシールドに加えてもよい。
アタック時シールドを増やす可能性を持った白騎士。
しかし逆に言えば「白騎士」以外には全く有用じゃない上にコイツ自身がアタックする必要があるのでいろいろと使い勝手が悪いことは確か。一応ナターリアとは相互にシナジーを持っているので使うならその方向性で。…でも流石にスペースなさそうなんだけどなぁ。
【ピース・ルピア】
ファイアー・バード
光文明・コスト3
パワー4000
■ブロッカー
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーが破壊された時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
でっかいキュベラ。劣化ジルワーカ。現環境では使い勝手はこっちの方が上。
3マナ4000という通常光ブロッカースペックを持ちつつ、でかい相手には破壊時効果でタップ能力発動という流れまで持つ高性能な鳥。NEXから呼べるという利点の他にも鳥から進化できるクリーチャーの進化元としても普通に優秀。需要は意外に多いので何枚か持っておくと良い感じ。
【剛力防機シュビルパンチ】
グレートメカオー/オリジン
光文明・コスト2
パワー1500
■ブロッカー
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■セイバー:パワー6000以上(自分のパワー6000以上のクリーチャー1体が破壊される時、このクリーチャーをかわりに破壊してもよい)
何はともあれ2コストメカオー。
セイバー持ちのブロッカー持ちというメカオー2マナ域の新たな選択肢。全体的なパワーが高くなりがちなハイドロに1枚入れておいても機能はする。2マナという低コストでこのスペックはけっこう優秀なので色とパワー域が合致するのであれば投入を検討してみてもいいんじゃなかろうか。
【猛菌魚雷ヤサカノフカ】
サイバー・ウイルス/ゲル・フィッシュ/オリジン
水文明・コスト6
パワー6000
■W・ブレイカー
■ブレイク・ボーナス
◎相手は自分自身の山札の上から4枚を墓地に置く。
ブレイクボーナスで山札を削るという珍しい能力持ち。
普通に考えるなら青緑ベースで白か赤を追加したデッキを使ってバキュームクロウラー系のデッキを改良すればデッキにはなると思う。その場合パクリオや盾で安全なシールド作るかバルザークでブレイク数増やして一撃必殺を狙うかの2択。個人的には前者推奨。…誰かコイツでLOビート作れる強者、いらっしゃいませんかー?ww
【ケングレンオー ~水遊び~】
フレイム・モンスター/ブルー・モンスター
水文明・コスト3
パワー2000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を1枚、山札の一番下に置く。
■このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして以下のTT能力を使ってもよい。
TT‐自分の山札を見る、その中から、名前に【ワンケングレンオー】とあるカードを1枚選び、バトルゾーンにあるこのクリーチャーの上に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。
ケングレンオー2種目。
3コスト2000っちゅーことはひとまずローズ1枚では溶けないようで。自身で進化できるところも2マナ域の赤ケングレンオーと一緒で、尚かつ手札の入れ替えも出来るという割と使い勝手の良い子。ただ、コイツの進化タイミングは4マナ域で相手のデッキによっては殴り返しで破壊されるマナ域であることは念頭に置くべきかと。ハンデスあたりで相手のスピードを緩めておいた方が無難です。
【死神の邪剣デスライオス】
デーモン・コマンド
闇文明・コスト4
パワー4000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、名前に【死神】とある自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。
死神のディオライオス。ただこっちにはちょっとした制約付き。
破壊効果は強制ではないので単体でも4マナ4000のデモコマとして機能する使い勝手のいい子。デモコマってことは「連デモ」みたいなデッキに普通に入るってわけで。死神デッキなら序盤の除去に最適でゼノムの進化元としても良い感じ。死神デッキなら素直に4枚積んでおいて問題ないと思う。
【死神盗掘男】
ヘドリアン
闇文明・コスト4
パワー3000
■自分の他の、名前に【死神】とあるクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引いてよい。
死神デッキ専用クズトレイン。多分にクズトレインの方が優秀なのが悲しいところ。
2マナ域のデスプルーフ、3マナ域のボーンアミーゴから繋ぎ5マナのギガアニマまで繋ぐととっても綺麗なんだけど現実はそんなに甘くないわけで。クズトレインと違って相手の破壊に反応しないのでこちらが継続的に破壊し続けるようなデッキ専用機。墓地進化を中心にした高速ビートならギリギリ存在意義を見出せるんじゃなかろうか。トリノマンサーあたりと一緒に入れて使うと4マナという軽さが活きるかもしれない。
【センスレス・マイク】
ガーゴイル
闇文明・コスト3
パワー2000
■自分のパワー6000以上のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。
最近は心の友に「俺の歌を聞けぇー!!」をやると手札を落とすらしい(苦笑)。
永続ハンデスの可能性を持ったシステムクリーチャー。6000以上ってのが微妙に難しい条件なんだけどそこは「場に出たときクリーチャーを戻す」デメリットを持ったクリーチャーorバキュームクロウラーあたりでぐーるぐるすればあんまり問題なかったり。アクアエスコートとかルナエクリプスとかウェーブクロウラーとかでデッキ作ってみてはどうだろうか。
【変身人形イルルカ】
デスパペット/オリジン
闇文明・コスト2
パワー3000
■このクリーチャーが攻撃する時、攻撃の後、このクリーチャーを破壊する。
■このクリーチャーが破壊された時、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から、「墓地進化」を持つクリーチャーを1体、自分の手札に加える。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。
墓地進化サポートカードのくせに3000もパワーありやがる嫌な奴。
コイツが攻撃すると「墓地が増え」「墓地進化が手元に来る」可能性があり。で、それって前準備が結構必要な墓地進化ビートにばっちし嵌る効果なわけで。オリジンを種族に持ってることもあり普通に優秀な子なので墓地進化使ったデッキなら3~4枚入れても問題ないはずですよ。
【超巨岩獣メガロクラウザー】
ロック・ビースト
火文明・コスト9
パワー13000
■デッキ進化-自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがクリーチャーであれば、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。そのカードがクリーチャー以外であれば、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
ロックビーストなSA獣。今更かと。
デッキ進化自体は使うことそんなに難しくないと思うんだけど、とにかく特徴がないコイツ。9マナTB13000SAというクリーチャーが今の環境で使えるかというと使えないわけで。デッキ進化でデッキの方向性が狭められることも含めてコイツに出番が回ってくることはないと思うんだ、私。
【カイザーウイング・ドラゴン】
アーマード・ドラゴン
火文明・コスト6
パワー6000
■W・ブレイカー
■ブレイク・ボーナス(このクリーチャーの攻撃が終わった時、このクリーチャーがまだバトルゾーンにあれば、その攻撃中にブレイクしたシールド1枚につき、次の能力を1回使ってもよい)
◎自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがファイアー・バードでなければ、墓地に置く。そのカードがファイアー・バードであれば、バトルゾーンに出してもよい。
イメージとしては変則NEX。
ただ多分にNEXの方が使いやすい印象。ルピアじゃない鳥さんで出て嬉しいのって意外に多いんだけどなー。ザークピッチとかペロルとかボルットとかルナークロロとかペリュントンとかリップとか弥太郎とかさ。能力が完全にビート寄りなのでデッキ構成は難しくないだろうけど、これを「勝てるデッキ」にするのは大変だと思うよ。いやマジで。
【ハープーン・ランチャー】
火文明
呪文・コスト3
■相手が自身の前のターンでシールドを加えていた場合、相手のシールドを3枚選び、それ以外をすべて持ち主の墓地に置く。
これの使い道がいまいち分からない私。
つまりは「ベガ使ったら次のターンにシールドが3枚になるよー。」って言われているのだろうけど、それって3枚以下だと効果がない完全な死にカードってこと(…厳密にはちょっと違うけど)じゃないの? ビートには入らなさそうだし、コントロールでコイツを使うぐらいならもっと「安全に」「無駄にならない」カードがあるはず。メタデッキに「シールドをガンガン増やして勝ち筋にするデッキ」が上がってくるまでは出番がなさそうなのでファイルに仕舞っておきましょう。
【怒号の大地ガルボザック】
ガイア・コマンド
自然文明・コスト7
パワー6000
■W・ブレイカー
■ブレイク・ボーナス
◎自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。
なんかいろいろと残念な子。ガイアコマンドの未来を思うと涙で前が見えないよ(苦笑)。
7マナで出して頑張って攻撃を通して4マナブーストでは割に合わなさすぎるってのが正直なところ。サインで出したとして10マナまで届かせたとしても、シールドブレイクで相手の手札は増えてるし、場には干渉していないしで使いづらいことこの上なし。一応マナブーストが防御力に直結するシノビ重視なデッキなら居場所もあるかもしれない。…でも使われないと思うけど(苦笑)。
【神王リア】
ゴッド/オリジン
自然文明・コスト4
パワー2000
■G・リンク【神王オセロー】の右横、【神王タイタス】の下側(バトルゾーンに自分の指定ゴッドがあれば、このカードをリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性〔パワーや能力〕を持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時は、どちらか1枚を選ぶ)
■このクリーチャーがゴッドとリンクした時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■このクリーチャーは、闇のクリーチャーから攻撃またはブロックされない。
未完成ゴットの2枚目。4マナってところが良い感じ。
緑が入っている以上ライフから繋げられるコイツはなかなか優秀。これで残りのゴットにドロー能力が入っていればかなり良い感じにリンクすることが出来そうだ。ま、ともかく次弾にならないと正確な能力の全貌が見えてこないので評価も保留ということで。
その2に続くー。
やってきました。毎度おなじみカード評価。
…ネタがないときはこれが一番気楽だったりします(苦笑)。で、アップ忘れてたw
時間はかなり経っちゃったので現状のいろんなデッキも踏まえた評価をば。
リストはいつも通りニシハラさんとこから。
【白騎士の聖霊王 HEAVEN】
エンジェル・コマンド
光文明・コスト8
パワー15000
■進化-自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある光以外のクリーチャーをすべて、新しいシールドとして、自身のシールドゾーンに裏向きにして置く。
■T・ブレイカー(このクリーチャーは、シールドを3枚ブレイクする)
白バロム。この手の能力はやっぱりアルカ夫妻には効かないらしい。
コイツの能力は187能力で、出した時点で役割終了なのでこっからさらに別のものに変えたいところだが流石に夢いっぱい。「白騎士」として使うならそれなりに使えるかもしれない。ま、「ナターリア」を場に維持できるデッキ構成ならば…だけど。結局グール対策とか破壊以外で対処したい相手に対するバロムポジションってのが最終的な立ち位置な気がする。同系には全く効果がないのでコイツ以外の除去手段(色的にタップキルとか)も忘れないように。
【神羅カリビアン・ムーン】
ルナティック・エンペラー/サイバー・コマンド
水文明・コスト7
パワー6000
■究極進化
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが攻撃する時、またはこのクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、相手の墓地にある呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、そのカードを持ち主の山札の一番下に置く。
■W・ブレイカー
相手依存な呪文スティール。ロスト打たれたら大分終わってる。
嵌らない相手には全く効果を及ぼさないとはいえ、普通のデッキ構築なら呪文ゼロはほとんどあり得ないので効果は発動するとは思う。問題はその「使いたい呪文が墓地にある」状況をどうやって作るか。一番無理がないのはマインドリセットやヤミノカムスターといった「呪文を狙って墓地における」ハンデスの採用。これで呪文を落としてコイツってのが良い流れかなっと。ハンデス&タップキルを自然に狙えるナイト系なんかを進化元にすると良い感じ。もしくはマナ回収と展開力に長けたセラフィムにハンデス突っ込んだデッキとか。ただコイツに特化するとビート系の相手が辛くなるのでそこのバランスは慎重に。というわけで基本構築に呪文比率の低いビート系デッキの対策をすればデッキにはなるんじゃなかろうか。
【死神明王 XENOM(ゼノム)】
デーモン・コマンド
闇文明・コスト7
パワー13000
■進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■ブレイク・ボーナス(このクリーチャーの攻撃が終わった時、このクリーチャーがまだバトルゾーンにあれば、その攻撃中にブレイクしたシールド1枚につき、次の◎能力を1回使ってもよい)
◎相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
ブレイクシールドと同じ枚数ハンデスするデモコマ進化。
実は「死神」で、呪文抵抗ついたりスレイヤーついたりいろいろ出来そうなのだが結局「デモコマ進化」ってことはベルヘルコンビとデスライオス以外に死神単体からは進化できないってこととほぼ同義。ま、ベルヘルデバランは死神デッキと相性がいいしデスライオスは普通に死神デッキに入るのでこっから進化を狙うのはアリっちゃアリ。カードパワーはフィニッシャーとしては合格レベルなのだが、コントロールの締めのカードとしてはいまいちってとこ。ハンゾウやビルギアスあたりも積んだ死神デッキに投入してみてはいかがだろうか。
【神羅ライジング・NEX】
ルナティック・エンペラー/アーマード・ドラゴン
火文明・コスト6
パワー13000
■究極進化-自分の進化アーマード・ドラゴンまたは進化ファイアー・バード1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを選んで破壊する。
■ゴッドスレイヤー(このクリーチャーがゴッドとバトルする時、バトルの後、そのゴッドを破壊する)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが破壊された時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを選んで破壊する。その後、自分のパワーが一番小さいクリーチャーを破壊する。その後、進化ではないドラゴンを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
ヘビィメタを露骨に対策したドラゴン系究極進化。
場に出た効果&破壊された効果は普通に使い勝手はいいのだが、いかんせん究極進化。ドローが怪しいドラゴン系デッキでコイツを呼ぶにはそれなりの仕込みが必要なわけで。進化元をペリュントンにするのかピルドルにするのかでデッキパターンは大きく変わりそう。個人的には前者推奨の方向で。ただしこのカードだけでは場に対するコントロールはほぼ皆無に近いので、他のカードでフォローするかごり押しするかの方向性だけは決めておきたいところ。
【神羅パンゲア・ムーン】
ルナティック・エンペラー/ガイア・コマンド
自然文明・コスト8
パワー14000
■究極進化-自分の進化クリーチャー1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■自分のターンに、進化ではないクリーチャーを召喚した時、自分の山札を見る。その中から、そのクリーチャーと同じ名前のカードを好きな枚数選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
「神秘と創造の石碑」常時発動という狂った効果を持った究極進化。
夢はあるけど、マナが重いことととにかく除去耐性がないのが最大の問題。究極進化を呼ぶこと自体は進化元が「進化全般」なおけげでそんなに困らないはずなんだけど、コイツ自体が8マナと重いせいで後続が同じターンに呼べずにターンを返さざるを得ないパターン。返しのターンで除去られて「…しょぼーん。」って展開がとっても多くて。
改善策としてはコイツを「母なる系」で呼んでマナをそのターンに使えるようにするか、進化を対象に取れなくする「クシナダ」あたりで除去耐性を高めるかの2択。どちらかの対策を取れば対抗するのはかなり難しいはずなので後は数を横に並べて殴りきってくださいませ。
【超神龍レイ・ソレイユ】
アポロニア・ドラゴン
光文明・コスト4
パワー6000
■ブロッカー
■進化-自分の「ブロッカー」を持つクリーチャー1体の上に置く。
■自分のクリーチャーがブロックした時、そのクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクする。
4マナの進化ドラゴン(笑)。進化元はブロッカーだけどね。
「ブロックしたとき」に相手のシールドを1枚ブレイクなので別にバトルに勝つ必要はないってとこは要確認。デッキとしては「横に並べてファントムベール」で何枚かのシールドを叩き割るのが基本。もしくはヘブンズ&バルホルスなんかも一例。どっちにしても相手の場にクリーチャーいることが前提なので完全なコントロールには向かないカード。というわけで、デッキ作るなら「クリーチャーを並べてこないデッキ対策」は必ずするように。
【蒼神龍スペル・サモニオン】
ポセイディア・ドラゴン
水文明・コスト7
パワー7000
■このクリーチャーが攻撃する時、各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが両方呪文で、コストが異なる場合、コストの大きい呪文を表向きにしたプレイヤーがコストを支払わずに唱えてもよい。表向きにしたカードが両方クリーチャーで、パワーが異なる場合、パワーの大きいクリーチャーを表向きにしたプレイヤーがコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
運任せにするには怖すぎる1枚。まさかの相手トップキングアトランティス投下は大却下(笑)。
トップを弄るカードがないと完全な運任せで、しかもそれで使うにはリスクが高すぎるので、必然的に前準備が必要になる。一番安全なのはアドラク。これならお互いのデッキトップを弄れるはず。もしくはカラフルダンスからの「ベララー&マグナム&モールス」でお互いのデッキトップを弄り続けてもいいかもしれない(苦笑)。どっちにしても「何を出すか」が重要なのでマナバランスとデッキ構成は慎重に。
【神羅ヘルゲート・ムーン】
ルナティック・エンペラー/デビルマスク
闇文明・コスト10
パワー13000
■究極進化
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出す。その後、相手は自身のクリーチャーをすべて、墓地からバトルゾーンに出す。
■T・ブレイカー
夢いっぱいな究極進化。しかも結構実戦的。
墓地を肥やしつつ進化元を確保しつつコイツを手札に…という作業は見た目通り大変忙しいわけで。キングやらコンクリオンやら突っ込む暇があったらとにかく墓地を肥やしてコイツを早期に出してしまった方が実戦的だったりする。進化元は墓地進化を使うかブロッカー付の軽量進化を使うと破壊されても邪魔にならなくて良い感じ。相手にターンを返すと大抵ろくな事にならないのでキリューあたりと一緒に出してそのターンの内に決めてしまおう。
【超竜ラセツ】
アーマード・ドラゴン/オリジン
火文明・コスト8
パワー8000
■進化-自分のアーマード・ドラゴン1体の上に置く。
■W・ブレイカー
■ブレイク・ボーナス
◎相手のパワー7000以下のクリーチャーを1体、破壊する。
通れば火力を振りまく進化ドラ。
8マナだとコッコ経由でも5ターン目につながらない上に進化元がアーマードドラゴン限定&パワー8000というかなり残念な子。ブレイクボーナス自体はそれほど弱くないのでローズやコマンダーイノセントあたりとマナ加速を絡めてデッキ製作すればなんとか使えなくはない。…ただなぁ、PGがどうにもなぁ。
【大神秘アスラ】
ジャイアント/サムライ
自然文明・コスト7
パワー9000
■進化-自分のジャイアント1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を裏向きのまま新しいシールドとしてシールドゾーンに加え、1枚をマナゾーンに置く、残りの1枚を手札に加える。
■W・ブレイカー
こっちはなぜ7コストなのか。ラセツに謝れ、こんちくしょう(笑)。
綺麗にキリノからつながる7マナ域は使いやすさMAX。ま、ドルゲーザと同じタイミングなので基本はドルゲーザ優先。ただ自身がSAになって殴り返せる&シールド増える分だけ速攻相手はこっち優先な気も。シノビドルゲに1~2枚入れてみてはどうだろうか。
【白騎士の開眼者ウッズ】
メカサンダー
光文明・コスト7
パワー10500
■ブロッカー
■進化-自分の「ブロッカー」を持つクリーチャー1体の上に置く。
■W・ブレイカー
■自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーの、攻撃できない効果は無効になる。
■自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分の、名前に【白騎士】とあるクリーチャーをすべてアンタップする。
生きてるカッター。破壊されたら効果消えるのはご愛敬。
後半の効果を活かすなら白騎士デッキなのは当たり前。タップキルを恒常的に行えるデッキにしておけば攻守に存在感が増して良い感じ。モーリッツあたりがひとつの回答か。前半部分だけを使うならデッキによって棲み分けしそう。カッターはブロッカーデッキ、エイヴンはヘブンズ、コイツは白騎士って感じかな?
【霊騎コルテオ】
アーク・セラフィム/オリジン
光文明・コスト7
パワー2000
■S・トリガー
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体につき、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
コロン強化型。
「白のサーファー」ポジションではあるけど流石にサーファー押しのけてデッキに入るほどのポテンシャルはなさそう。ある程度並んでいないとトリガーがしょぼくなるので展開力のあるデッキに。セラフィムとかロードリエスをエンジンにしたようなデッキなら採用もありかな。でも、これならミューズ・ルブールのほうが個人的にいい気がするんだけどなー。
【白騎士の光器ナターリア】
メカ・デル・ソル
光文明・コスト6
パワー6000
■W・ブレイカー
■自分の手札に加えられる、名前に【白騎士】とあるシールドカードはすべて「S・トリガー」を得る。
白騎士アース。
現状出てきて困るのはヘブン・アルドラ・ウッズのみで後はトリガーブロッカー止まりとはいえ、コイツがいる状態で殴るのはちょっと怖いのも事実。6マナはドロマーで出すにはちょっと重いけどブロッカー豊富な白騎士なら持ちこたえられるだろう。…なんとなーくバウンスされて出番なくなりそうな気がとってもするけど(笑)。ま、次弾で白騎士が増えるのは確実なので何枚か集めておくと後悔せずに済みそうではある。
【霊者アテルイ】
コスモウォーカー/オリジン
光文明・コスト5
パワー4500
■相手がバトルゾーンにある自分のクリーチャーを選ぶ時、パワー6000以上のクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、そのクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
今回のサポートカードの中で1,2を争うカードパワー。5マナってのが玉に瑕。
なんかしらでパワーを底上げしてやればコイツも選ばれなくなるのでギアか城で強化してやれば問題なし。全体的なパワー底上げデッキでその真価を発揮するので、ロードリエスをベースにしたハイドロデッキあたりにコイツを突っ込むとムルムルやセイントキャッスル、パラオレのおかげで選べない軍団の完成&クイーンが出たらジエンド。同系対策のためにも入れてみることをオススメしておきます。
【超電磁ヘルラッシュM】
サイバーロード
水文明・コスト6
パワー7000
■進化-自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャーまたはオリジン1体の上に置く。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
■ブレイク・ボーナス(このクリーチャーの攻撃が終わった時、このクリーチャーがまだバトルゾーンにあれば、その攻撃中にブレイクしたシールド1枚につき、次のブレイク・ボーナス能力を1回使ってもよい)
◎:自分の他のクリーチャーを1体破壊する。そうした場合、自分の山札の上から、クリーチャーが出るまでカードを表向きにする。そのクリーチャーをバトルゾーンに出してもよい。その後、表向きにしたそれ以外のカードをすべて山札に戻し、シャッフルする。
転プロ発動装置内蔵な進化クリ。
デッキ構築によっては嫌らしいデッキを組むことが可能。トップを弄れることを前提にすると進化元がマルコなんかとは一変する。テンペストベビーとかクラゲンとかがヘルスラM特化型の進化元かな? これにブロックできない効果でも付けて突っ込むのが基本。進化でも問題なく召喚出来るので究極進化に繋ぐのも面白い。ちなみに能力の対象は芸がないけどPGが一番効率がいいという事実。…寂しい限りです(苦笑)。
【サイキック・ユー】
呪文
水文明・コスト5
■S・トリガー
■自分の手札を1枚、裏向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに加えてもよい。そうした場合、自分のシールドを1枚、手札に加える。ただし、そのシールドの「S・トリガー」能力は使えない。相手の手札を見て、その中から1枚選ぶ。そのカードを裏向きにし、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに加えてもよい。そうした場合、相手のシールドを1枚選び、相手はそれを自身の手札に加える。ただし、そのシールドの「S・トリガー」能力は使えない。
初見と実際の強さが一致しなかったカード。なんというか「牢獄」みたいなテクニカルさ。
直接アドバンテージを稼ぐカードではないので若干使いにくさはあるのだが、コイツ1枚でPGやらハッスルやらの対策できる事実は見過ごせない。「安全なシールドを作る」という点でヤフカノフカあたりとの相性も悪くないし、トリガー付きもいろいろ役立つサポートカード。カード特性的に手札が多く必要になるのでドローを普段より厚めにするとより使いやすくなるはず。
【死神獣ヤミノイッカク】
ダーク・モンスター
闇文明・コスト7
パワー7000
■相手の呪文によって、名前に《死神》とある自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
死神フィニッシャー。…ナイトでも同じようなクリーチャーいたけど見ないような(苦笑)。
死神に呪文耐性を与える能力持ち。自身も対象になるんでカードパワー自体は弱くないし、アポカリなんかの全体除去も無効化出来る点は高評価。…その裏でスパーク系やサーファーに代表されるクリーチャー効果は防げないんだけどさ。弱くはないけど能力的に当然デッキは選ぶ(死神デッキ以外には入らない)上に、死神のデッキを作るとどうしても青黒ベースになってコイツ自身をうまく使うことが難しいって側面、後はパワーが7000ってのが寂しいところ。現状ではイマイチなんだけど次弾以降白騎士&死神は強化されるだろうから3~4枚集めておくと後悔しない気はします。
【黒神龍ザール・ガンディ】
ドラゴン・ゾンビ
闇文明・コスト6
パワー6000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、パワー6000以上のクリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
自身で自身を戻せる大劣化ヒドラ(笑)。
後続がいれば問題なくアタックできるので「継続性」という点ではそれなりに評価できるのだが、如何せん単体のカードパワーがなさ過ぎる。ナス→ルピア→コイツというつながりならナスで墓地に落とした進化を引っ張ってくることが可能なので墓地を肥やしたデッキならばある程度の活躍は期待できそう。それ以外ではちょっと難しいだろう。
【死神ギガアニマ】
キマイラ
闇文明・コスト5
パワー4000
■自分の他の、名前に【死神】とあるクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の墓地からそのクリーチャーよりコストが小さく、名前に【死神】とあるクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーを手札に戻す。
死神デッキにおける回収エンジン。
効果が「コストが~以下」だったらとんでもないことになってた。実際は普通のスペック。ヒドラと違って「自身で自身を拾えない」「デスライオスぐーるぐるが出来ない」ってとこで普通のスペックに落ち着いてる。ただ死神には「デスマーチ」という高性能1マナ進化がいるので全くの無駄になることはないわけで。墓地を肥やしつつ、デスライオスとコイツでサポートしつつ、墓地進化で殴るっていう死神の姿が見えるようだ。次弾以降のことも考えて4枚は確保しておこう。
【ファイナル・アンサー】
呪文
闇文明・コスト3
■相手の手札を見て、その中から1枚選ぶ。相手はそのカードを捨ててもよい。もしそのカードを捨てない場合、残りの手札をすべて捨てさせる。
賛否両論渦巻く3マナハンデス。
むちゃくちゃ強いのは3ターン目に打てて後続で更にハンデスを重ねたとき。それ以外なら確かにジェニーのほうが腐りづらく使いやすい。この「3ターン目に使う」目的のためには4枚積み必須なんだけどそうすると後半のデッキトップが弱くなるわけで。「呪文で回収が容易」という部分と汎用性との兼ね合いをどこまで容認するかがコイツを使うかどうかの分かれ目だと思う。3マナ域で特にやることがないのなら積んでみてはいかがだろうか。
【ケンゴウグレンオー~天地鳴動~】
フレイム・モンスター
火文明・コスト10
パワー11000
■進化-自分の、名前に【ワンケングレンオー】とあるクリーチャー1体の上に置く。
■ソウルシフト(このクリーチャーを召喚する時、このクリーチャーの進化元クリーチャーを選ぶ。このクリーチャーのコストは、その選んだクリーチャーのコストだけ少なくなる。ただし、このクリーチャーのコストは1より少なくならない)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次の能力を使ってもよい。
TT:相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。その後、自分の山札を見る。その中から名前に【ゴウケングレンオー】とあるカードを1枚選び、バトルゾーンにあるこのクリーチャーの上に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。
…まだ上がいるらしい(苦笑)。
現状でもケングレンオー中心のデッキならフィニッシャーに成り得るレベル。ソウルシフト持ちで手札からでも使える全体除去持ちでWB持ちで高パワーでというスペックはいろいろ助かる場面多し。問題は進化元が「ワンケングレンオー」に限られること。ハンデスで狙ってワンケングレンオーを落とされるとどうにも手札で腐る展開に。墓地回収を積むかこちらもハンデスで対応するなど、コイツをうまく使うにはデッキ構成にある程度のコントロール能力が必要になるかもしれない。
【神王タイタス】
ゴッド/オリジン
火文明・コスト5
パワー4000
■G・リンク【神王マクベス】の右横、【神王リア】の上側(バトルゾーンに自分の指定ゴッドがあれば、このカードをリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性〔パワーや能力〕を持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時は、どちらか1枚を選ぶ)
■このクリーチャーがゴッドとリンクした時、相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■このクリーチャーは、光のクリーチャーから攻撃またはブロックされない。
最終的に「殴られない」クリーチャーになりそうな未完成ゴット、その1。
5マナで2000除去付属が強いかどうかは判断に困るところではある。相方のリアもマナブーストなので次の弾の残りがどのくらいの強さなのかでコイツの評価は決まりそうな。というわけで評価は保留。枚数は集めておきましょうか。
【リンネ・ルピア】
ファイアー・バード
火文明・コスト4
パワー2000
■自分のドラゴンまたはファイアー・バードが破壊される時、かわりにそのクリーチャーを山札に戻してシャッフルしてもよい。
破壊されると山札に帰っていく効果を全体に付加する鳥。
でもこの効果を全体に付けたからといってなんの意味があるかいまいち分からないのがホントの所。一応山札から直接場に出せる効果とは噛み合うんだけど、それってNEXやカチュアくらいしかいないわけで。だったら他の鳥使おうよってのが結論な気がする。
【ダイヤモンド・クラック】
スノーフェアリー
自然文明・コスト5
パワー5000
■マナ進化-自然のクリーチャーを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
■自分のターンの終わりに、相手のマナゾーンのカードが自分より多ければ、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。
5マナというのがちょっと寂しいブーストシステム。
マナ進化とコイツの能力は噛み合うので使いやすそうに思えるのだが、残念ながらコイツ自身が5マナでは出すのも大変。出しさえすれば相手との絡みもあるけどマナはおそらく増えるので役目が終わったと考えても良いんだろうけどさ。フェアリーデッキでブリザードやカスケードとの相性は悪くないけどコイツ入るかなー? 結局使われないと思う。
【母なる星域】
呪文
自然文明・コスト3
■バトルゾーンにある自分の、進化ではないクリーチャーを1体、マナゾーンに置く。そうした場合、自分のマナゾーンにあるカードの枚数と同じかそれ以下のコストを持つ進化クリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。
母なるシリーズ最新作。なんとなーく専用機仕様。
基本的に使い勝手は大地や紋章に及ばない、デッキを選ぶようになったカード。コイツをうまく使うには進化元の縛りが緩い進化クリーチャー中心かアマテラス必須。基本的に手札が多くないと機能しづらい面があるのでドローはやや厚めに。これからの環境に「必須」というほどのカードパワーはないんだけど、あると進化デッキ(究極進化含む)は組みやすくなるんで1デッキ分くらい確保できると嬉しいところ。
【白騎士の精霊レオニダス】
エンジェル・コマンド
光文明・コスト4
パワー6000
■ブロッカー
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
4マナ白騎士。普通のブロッカーを見せかけて実は4マナエンコマって所がポイント。
とはいえ、4マナエンコマは今の時代いろいろ候補がいるのでコイツをわざわざ4マナエンコマで使う必要は薄いわけで、白騎士の中型ブロッカーって考え方の方がおそらく正しいんじゃないかと。白騎士には2マナ域にティリオスという2マナ3000ブロッカーが存在しているのでそれでも足りないというのならコイツの出番というところかな。
【白騎士の守護者ステリオス】
ガーディアン
光文明・コスト4
パワー3500
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚を表向きにする。そのカードの名前に【白騎士】とあれば、そのカードを裏向きにし、新しいシールドとして自分のシールドに加えてもよい。
アタック時シールドを増やす可能性を持った白騎士。
しかし逆に言えば「白騎士」以外には全く有用じゃない上にコイツ自身がアタックする必要があるのでいろいろと使い勝手が悪いことは確か。一応ナターリアとは相互にシナジーを持っているので使うならその方向性で。…でも流石にスペースなさそうなんだけどなぁ。
【ピース・ルピア】
ファイアー・バード
光文明・コスト3
パワー4000
■ブロッカー
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーが破壊された時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
でっかいキュベラ。劣化ジルワーカ。現環境では使い勝手はこっちの方が上。
3マナ4000という通常光ブロッカースペックを持ちつつ、でかい相手には破壊時効果でタップ能力発動という流れまで持つ高性能な鳥。NEXから呼べるという利点の他にも鳥から進化できるクリーチャーの進化元としても普通に優秀。需要は意外に多いので何枚か持っておくと良い感じ。
【剛力防機シュビルパンチ】
グレートメカオー/オリジン
光文明・コスト2
パワー1500
■ブロッカー
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■セイバー:パワー6000以上(自分のパワー6000以上のクリーチャー1体が破壊される時、このクリーチャーをかわりに破壊してもよい)
何はともあれ2コストメカオー。
セイバー持ちのブロッカー持ちというメカオー2マナ域の新たな選択肢。全体的なパワーが高くなりがちなハイドロに1枚入れておいても機能はする。2マナという低コストでこのスペックはけっこう優秀なので色とパワー域が合致するのであれば投入を検討してみてもいいんじゃなかろうか。
【猛菌魚雷ヤサカノフカ】
サイバー・ウイルス/ゲル・フィッシュ/オリジン
水文明・コスト6
パワー6000
■W・ブレイカー
■ブレイク・ボーナス
◎相手は自分自身の山札の上から4枚を墓地に置く。
ブレイクボーナスで山札を削るという珍しい能力持ち。
普通に考えるなら青緑ベースで白か赤を追加したデッキを使ってバキュームクロウラー系のデッキを改良すればデッキにはなると思う。その場合パクリオや盾で安全なシールド作るかバルザークでブレイク数増やして一撃必殺を狙うかの2択。個人的には前者推奨。…誰かコイツでLOビート作れる強者、いらっしゃいませんかー?ww
【ケングレンオー ~水遊び~】
フレイム・モンスター/ブルー・モンスター
水文明・コスト3
パワー2000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を1枚、山札の一番下に置く。
■このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして以下のTT能力を使ってもよい。
TT‐自分の山札を見る、その中から、名前に【ワンケングレンオー】とあるカードを1枚選び、バトルゾーンにあるこのクリーチャーの上に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。
ケングレンオー2種目。
3コスト2000っちゅーことはひとまずローズ1枚では溶けないようで。自身で進化できるところも2マナ域の赤ケングレンオーと一緒で、尚かつ手札の入れ替えも出来るという割と使い勝手の良い子。ただ、コイツの進化タイミングは4マナ域で相手のデッキによっては殴り返しで破壊されるマナ域であることは念頭に置くべきかと。ハンデスあたりで相手のスピードを緩めておいた方が無難です。
【死神の邪剣デスライオス】
デーモン・コマンド
闇文明・コスト4
パワー4000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、名前に【死神】とある自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。
死神のディオライオス。ただこっちにはちょっとした制約付き。
破壊効果は強制ではないので単体でも4マナ4000のデモコマとして機能する使い勝手のいい子。デモコマってことは「連デモ」みたいなデッキに普通に入るってわけで。死神デッキなら序盤の除去に最適でゼノムの進化元としても良い感じ。死神デッキなら素直に4枚積んでおいて問題ないと思う。
【死神盗掘男】
ヘドリアン
闇文明・コスト4
パワー3000
■自分の他の、名前に【死神】とあるクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引いてよい。
死神デッキ専用クズトレイン。多分にクズトレインの方が優秀なのが悲しいところ。
2マナ域のデスプルーフ、3マナ域のボーンアミーゴから繋ぎ5マナのギガアニマまで繋ぐととっても綺麗なんだけど現実はそんなに甘くないわけで。クズトレインと違って相手の破壊に反応しないのでこちらが継続的に破壊し続けるようなデッキ専用機。墓地進化を中心にした高速ビートならギリギリ存在意義を見出せるんじゃなかろうか。トリノマンサーあたりと一緒に入れて使うと4マナという軽さが活きるかもしれない。
【センスレス・マイク】
ガーゴイル
闇文明・コスト3
パワー2000
■自分のパワー6000以上のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。
最近は心の友に「俺の歌を聞けぇー!!」をやると手札を落とすらしい(苦笑)。
永続ハンデスの可能性を持ったシステムクリーチャー。6000以上ってのが微妙に難しい条件なんだけどそこは「場に出たときクリーチャーを戻す」デメリットを持ったクリーチャーorバキュームクロウラーあたりでぐーるぐるすればあんまり問題なかったり。アクアエスコートとかルナエクリプスとかウェーブクロウラーとかでデッキ作ってみてはどうだろうか。
【変身人形イルルカ】
デスパペット/オリジン
闇文明・コスト2
パワー3000
■このクリーチャーが攻撃する時、攻撃の後、このクリーチャーを破壊する。
■このクリーチャーが破壊された時、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から、「墓地進化」を持つクリーチャーを1体、自分の手札に加える。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。
墓地進化サポートカードのくせに3000もパワーありやがる嫌な奴。
コイツが攻撃すると「墓地が増え」「墓地進化が手元に来る」可能性があり。で、それって前準備が結構必要な墓地進化ビートにばっちし嵌る効果なわけで。オリジンを種族に持ってることもあり普通に優秀な子なので墓地進化使ったデッキなら3~4枚入れても問題ないはずですよ。
【超巨岩獣メガロクラウザー】
ロック・ビースト
火文明・コスト9
パワー13000
■デッキ進化-自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがクリーチャーであれば、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。そのカードがクリーチャー以外であれば、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
ロックビーストなSA獣。今更かと。
デッキ進化自体は使うことそんなに難しくないと思うんだけど、とにかく特徴がないコイツ。9マナTB13000SAというクリーチャーが今の環境で使えるかというと使えないわけで。デッキ進化でデッキの方向性が狭められることも含めてコイツに出番が回ってくることはないと思うんだ、私。
【カイザーウイング・ドラゴン】
アーマード・ドラゴン
火文明・コスト6
パワー6000
■W・ブレイカー
■ブレイク・ボーナス(このクリーチャーの攻撃が終わった時、このクリーチャーがまだバトルゾーンにあれば、その攻撃中にブレイクしたシールド1枚につき、次の能力を1回使ってもよい)
◎自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがファイアー・バードでなければ、墓地に置く。そのカードがファイアー・バードであれば、バトルゾーンに出してもよい。
イメージとしては変則NEX。
ただ多分にNEXの方が使いやすい印象。ルピアじゃない鳥さんで出て嬉しいのって意外に多いんだけどなー。ザークピッチとかペロルとかボルットとかルナークロロとかペリュントンとかリップとか弥太郎とかさ。能力が完全にビート寄りなのでデッキ構成は難しくないだろうけど、これを「勝てるデッキ」にするのは大変だと思うよ。いやマジで。
【ハープーン・ランチャー】
火文明
呪文・コスト3
■相手が自身の前のターンでシールドを加えていた場合、相手のシールドを3枚選び、それ以外をすべて持ち主の墓地に置く。
これの使い道がいまいち分からない私。
つまりは「ベガ使ったら次のターンにシールドが3枚になるよー。」って言われているのだろうけど、それって3枚以下だと効果がない完全な死にカードってこと(…厳密にはちょっと違うけど)じゃないの? ビートには入らなさそうだし、コントロールでコイツを使うぐらいならもっと「安全に」「無駄にならない」カードがあるはず。メタデッキに「シールドをガンガン増やして勝ち筋にするデッキ」が上がってくるまでは出番がなさそうなのでファイルに仕舞っておきましょう。
【怒号の大地ガルボザック】
ガイア・コマンド
自然文明・コスト7
パワー6000
■W・ブレイカー
■ブレイク・ボーナス
◎自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。
なんかいろいろと残念な子。ガイアコマンドの未来を思うと涙で前が見えないよ(苦笑)。
7マナで出して頑張って攻撃を通して4マナブーストでは割に合わなさすぎるってのが正直なところ。サインで出したとして10マナまで届かせたとしても、シールドブレイクで相手の手札は増えてるし、場には干渉していないしで使いづらいことこの上なし。一応マナブーストが防御力に直結するシノビ重視なデッキなら居場所もあるかもしれない。…でも使われないと思うけど(苦笑)。
【神王リア】
ゴッド/オリジン
自然文明・コスト4
パワー2000
■G・リンク【神王オセロー】の右横、【神王タイタス】の下側(バトルゾーンに自分の指定ゴッドがあれば、このカードをリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性〔パワーや能力〕を持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時は、どちらか1枚を選ぶ)
■このクリーチャーがゴッドとリンクした時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■このクリーチャーは、闇のクリーチャーから攻撃またはブロックされない。
未完成ゴットの2枚目。4マナってところが良い感じ。
緑が入っている以上ライフから繋げられるコイツはなかなか優秀。これで残りのゴットにドロー能力が入っていればかなり良い感じにリンクすることが出来そうだ。ま、ともかく次弾にならないと正確な能力の全貌が見えてこないので評価も保留ということで。
その2に続くー。
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